T131 法林寺温泉 南砺市福光 41.4℃ here comes the new challenger!

富山の南西部、南砺市にはそそる日帰り温泉がいくつもある。五箇山・利賀・平あたりのマジ山岳地帯や、石川県との境目辺りの福光地区などなど。気にはなっているが心と体のタイミングがなかなか合わない。

写真を整理してたら

法林寺温泉案内看板

いつ、何の為に撮ったのか全く思い出せない写真が出てきて、よくよく見ると「天然自噴湧出温泉46度」と書いてある。これは、挑戦状ですよね~

法林寺温泉

日曜昼とあってか駐車場も中も混んでいる。
洗いもそこそこに湯船につかる。そこまで熱くはない。41.4℃
源泉が46度だといっても湯船に溜まればそりゃ41℃-42℃ぐらいになるでしょーよと思っていたのでさほどの落胆はない。

それよりも、いつまで経ってもあがってこない露天風呂に居座る三人組が気になってしゃーない。
内湯と水かぶりを何度繰り返しても動く気配がない。露天風呂側に休憩椅子でもあればそこに座って空き待ち(しつつ待ってるよアピール)もできるのだが、ない。内湯側のドアのそばにある椅子に座ってずっと待った。延々と話し声が聞こえてくる。

露天風呂に入りたいという気持ちもあるが、それより、水風呂がなく水をかぶるのもめんどくさくなってきたので手っ取り早く外気浴したいというところ。外気温10℃ぐらい。さぞかし気持ち良いことでしょうよ。

何度か、ドアを開けて伺う様子を(しつつ待ってるよアピール)しようか・・・でも出来ればそんな圧はかけたくない、察して上がってきて欲しい・・・を繰り返していると、熊オジサンがドアを開け露天風呂側に出ていき、湯舟の前の床に直座りした! 3人組に話しかける気配はないが、知り合いか顔見知りという雰囲気。 そしてようやく3人組は一人二人と上がっていった。

若者グループかと思っていたが、そうでもなく、恐らく地元民2人とそうでない富山県民1人がたまたま意気投合して盛り上がってた感。 そういうのが確かにお風呂の醍醐味ではあるが、そういうことがすんなり出来るひとが羨ましい。

ありがとう熊オジサン。おかげで露天風呂にたどり着けた。
しかしオジサンは塀の前に仁王座り?したまま動かない。まあ風が気持ちいいいですからねー 自分も真似してタイルに直であぐらかきつつ外気浴。 背中側から水の流れる音が聞こえてくる。塀に囲まれてはいるが見上げれば深緑。大自然の中に溶けていく最高の昼下がり。

上がったあとに分析表を見ると、

法林寺温泉分析書

この辺ではあまり見かけない硫酸泉。
「浴用に供する場所における温泉の温度 46.8℃」(調査2013年5月17日平均気温13.0℃)とある。これはつまり、湯舟のお湯の温度を計ってみたら46.8℃だったいうこと。 源泉が46.8℃だったら「温泉湧出地の泉温 46.8℃」と書かれているはず。

ああそうなのか。じゃあ源泉はもっと熱いのか? 外気温につられて湯温も低くなっているだけ? この分析表の「温泉湧出地の泉温」の欄にはなぜか住所(温泉湧出地そのもの)が書かれているw  うっかりなのか伏せたい情報なのか。
いずれにしても、もっと熱い日もあるってことやな! 楽しみが一つ増えました。

壁新聞あれこれ見ていたらいまさら「ゆらん」というのを知りシールもらった。集めたらどうなるのかよく分かってないが、集めてみ!といわれたら集めたくなる日本人の性w

法林寺温泉
550円
8:00-21:00
定休日:元日
宿泊可
露天風呂あり サウナなし水風呂なし

帰りに合流する県道はぶっ飛ばしてる人が多い印象。そこに出る鋭角の交差点が、なかなかに怖い。お気を付けください。

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