富山で一番熱い風呂決定戦 2025KNB場所

ご案内

2025年1月3日ごご3時、KNB北日本放送にてオンエアされました、
KNBふるさとスペシャル「~富山に常識破り降臨~トンデモ様」
という番組に出演・協力させていただきました。

2025年1月9日19時、Youtubeにて配信開始されました。

レギュレーション

ある日。富山KNB北日本放送のディレクターという方からメールをいただきました。正月用にトンデモナイ人たちを紹介する番組を企画しているのですが協力してもらえませんかと。

サイト上で富山で一番熱い風呂を決めてらっしゃいますよね?うんぬんかんぬん。
話を進めていくと、どうにも、熱い風呂やお店ではなく、私自身にスポットが当たってるように聞こえてくるのですが・・・なんでおれ? もっとトンデモナイ人いっぱいおるけど・・・?

まあ断りませんけどね(笑)

その時点でのとやせん調べ熱湯ランキングTOP3が

  1. 赤坂光泉 45.7℃
  2. 古宮鉱泉 46.6℃
  3. 竹の湯 47.8℃

で、その順に回って実際にお風呂に浸かって温度を計り、1番熱いお風呂を決めようじゃないかというもの。
先に赤坂光泉と古宮鉱泉をパークマンサー氏と一緒に回って、その時の様子をまとめたVTRをスタジオで流す。MCの2人がそれを見ながら茶々を入れる。その後スタジオと竹の湯を繋ぎ、同時中継して検温、1位を決めるという流れ。
さあ一番熱いのはどっちだ。

準決勝

暫定3位 赤坂光泉

伏木の赤坂光泉が営業開始14:00。13:45頃には集合せよということだったが、このロケ最大の肝である温度計を家に忘れ(おい!)、取りに戻った分だけ若干遅刻。13:50頃着。レポーターのパークマンサー氏(射水市出身)はすでにカメラの前にいてなにやら撮影が始まっている風。
実は、パークマンサーという人のことは名前しか知らなかった。海王丸パークでやってるONE・FESっていう音楽フェスにそんなような名前の人が出てたよーな?って程度の知識。 その昔一世を風靡したらしいが微妙に世代が違う。 なので、「あー!テレビに出てた人!」とか「本物のパークマンサーや!いやマークパンサーが本物やから・・・偽物の本物の・・・ぐだg」とかってはしゃいであげられなくて申し訳なく思った。

赤坂光泉前

開店直前になり常連客がぞくぞくと集まってくる。
人の波が落ち着いたころにお店の中に入って番台おかあさんとお話をする。どうやらおれの顔を覚えてくれているようで一気に緊張がゆるむ。常連さんばっかりの中に、世代の違う、知らない顔がいればそりゃ確かに目立つもんかもしれない。

とやせん上で公開している <熱湯MAP><熱湯ランキング> をディレクターの方がキレイに印刷して小道具として作って持ってきてたのがめちゃ嬉しかったです。

小道具1

撮影陣は常連客がいるなかを浴室に入って行って撮影しようと思っていたようだが、ひとり、顔出し・撮影絶対NGって人がいたため、そのお客さんがあがるまでロビーで待機。

かと思えばめっちゃフレンドリーなお父さんもいて、結果的にいっぱいカメラに写っていかれました。
youtubeには収録されてませんが、3人で仲良くお湯に浸かったシーンが番組全体のエンディングでは流れました。

トンデモ様番組エンディング

最初は、もらった台本に書かれてる仮シナリオ通りに進めないといけないのかな?話脱線していったけど、元の流れに戻さないといけないのかな?などと難しく考えすぎてぎこちなかったですけど、そのうちしゃべりたいことだけしゃべればいいやと開き直って気楽になってきて、和やかな雰囲気で撮影は行われました。
肝心の薬湯はこの日は42.5℃と「普通ですねw」で物足りなかったのは事実ですが、まああくまでも前菜ということで、次のお店に検温に向かいます。

CM

番組中で出てきたキャップやTシャツなどのオリジナルグッズは販売もしています。

キャップ 5¢ GoSento - とやせん物販部 - BOOTH
キャップ 5¢ 5セント … go sento … GO銭湯 … 銭湯に行こう! みんなで銭湯に行こう!という熱い想いを秘めたクールなキャップです。 ※この商品はpixivFACTORYで作られた商品です。サンプル画像は完成イメージのため、...
湯が熱くなければ銭湯じゃないTシャツ - とやせん物販部 - BOOTH
とやせん管理人語録シリーズ 「湯が熱くなければ銭湯じゃない、 とまでは言わないが」 お湯は熱くてこそ銭湯!かぁーっと熱い風呂にさっと入ってさっと上がるのが江戸っ子の粋ってもんよ。と誰が言ったか知りませんが、お湯が熱いと心も熱くなります。 こ...

道中

仕事に使っている軽トラに乗ってパークさんと一緒に古宮鉱泉に向かいます。
車内にカメラをセットしてここでも撮影しながらの移動。後続車にはスタッフさんたちが乗っていて繋ぎっぱなしの携帯電話で連絡を取り合っています。パークさんの耳のイヤホンに繋がってます。

いくつか用意されていた質問にインタビュー形式で答えながら8号線を走ります。なんかいろいろ熱く語って盛り上がっていい感じに出来たなーと思ってたんだけど、途中後続車から「次のコンビニで止まって」指令が来て、コンビニ着いた瞬間にスタッフさんたちがかけ寄ってきて、カメラの具合を確認しながらあーでもないこーでもない言い合ってたが、どうやらさっきまでのやりとりが丸々撮影できていなかった模様。泣いたw

走行再開。さっきと同じ質問が繰り返されるw
さっきと同じようにはもう話せないし、さっき何しゃべったか覚えてないし、赤坂光泉で話したこととかごっちゃになってきて、何を言ったか何を言ってないか何を言うべきかもうパニック。心なしかさっきほどには盛り上がらない車内w

暫定2位 古宮鉱泉

ほどよい夕刻に着いたためか狭い駐車場がぎゅうぎゅう。
駐車場から煙突の写真を撮っていたら「被写体もマニアックやな!」と突っ込まれてしまった。「いやー ボイラーが頑張ってくれてるんやなーと思ったら応援したくなりますよね」
「もう観点が違いますな」

古宮鉱泉えんとつ

先客2名いたが、どちらも撮影OKとのありがたいお言葉を頂いたので、わきでパチャパチャはしゃぐことにします。

カランのお湯も熱いし、浴槽に手を突っ込んでもキテる熱さ。これこれ!
一気に飛び込むのはパークさんにとっても危険かつ無理ゲーかと思われたので、予熱。身体が冷えてるときは予熱。 そうでないなら予冷。 ま、気分で。

なんとか腰を落ち着け、計ってみると46.2℃ なかなかキましたねー 優勝予想ラインを軽々超えてきました。ここはさらにぶくぶくしてるので強敵。
しかしながらパークさん、意外と耐えてます。熱風呂適性あるんじゃなかろうかw

わたしはその後、カラン水かぶりと熱風呂とを往復。カメラ忘れて楽しみました。

さあ古宮鉱泉の46.2℃に対して、竹の湯はどうでるのか。決勝戦が楽しみになってきました。

ディレクタ「お疲れ様でした 今日のところは解散ということで」
とら「お疲れさまでした!それじゃあ私はどっかお風呂にでも寄って帰ります」
一同(笑)
パーク「まじで?w」
とら「いや、言ってみただけですw」
カメラマン「・・・それ、カメラの前で欲しかった!」

決勝

暫定1位 竹の湯

竹の湯で打合せ

19時から21時の予定でスタジオ収録があるのでそれに合わせて我々も竹の湯でスタンバイとなりました。そんな遅い時間に仕事してるんですねー

生中継?同時中継?のため、相手と段取りと覚えることが増え、多少緊張感が増します。
まあ何も考えずパークさん任せなのですがw

前回と大きく違うのはモザイク処理できないのでタオル巻いてピーを隠さなければならない点。このタオルが、もうどう巻いてもゆるゆるにしかならずちょっと動くとすぐ取れてしまう。やべーな。

待機中

片隅に置いてあるモニターで、スタジオのMCが見てるものと同じ映像が見れるようになっていたのですが、ここで初めて、赤坂&古宮鉱泉のときのまとめVTRを観賞して、自分のことながら面白く観ました。素材がぐずぐずでも編集で化けるw さすがプロですなー。 などと一瞬気を緩めたすきに本番が始まり、まったく予熱も予冷もないまま肌が濡れてもいない状態からいきなり熱湯にドボン!即検温!45.8℃! ・・・ということは

あわてないあわてない

そもそものそもそもなんですけど、「なんで熱いお湯が好きなんですか?」「なんで熱いお湯が良いんですか?」って、誰にもぜんぜん聞かれなかったんですけど…? 一番大事なとこじゃね?w

真面目に答えると・・・

  1. そもそも単純に、熱いと気持ちいいです。短時間でスッキリさっぱりする。冷水との交代浴も行えばより活性・覚醒する感じがあります。
  2. さらには深部体温を上げたいという欲があります。体温が上がれば血流UP、免疫力UPなど多方面に効果が期待できます。健康にいいってことですね。
    熱ければ熱いほど短時間で目的が達せられるのだとしたら…気の短い江戸っ子が熱い風呂を好んだのはこの辺に理由があるのかもしれませんね。
  3. あとはまあ熱い湯に当たればネタが出来たとほくそ笑むぐらいですw

熱いお湯はだめだ、危険だ、という意見もよく見聞きしますが、どの情報を取捨選択するかはまあひとそれぞれですので。 そういうときは人の意見に惑わされず、自分の身体に聞いてみるのが一番じゃないですかね。気持ちいいいと感じるんなら体にもいいんだろうし、無理・ダメと感じたんなら避けた方がいい。

新王者決定

竹の湯45.8℃、古宮鉱泉46.2℃で古宮鉱泉の優勝!!
古宮鉱泉が再度巻き返すというなかなかドラマチックな展開となりました。

水圧と摩擦でやっぱりタオルが外れ、しばらくお湯の中でもごもごしてました。外れてるのバレてたのか、ちゃんとモザイクあたってましたね。
湯船の中にいるときはケロリン桶に隠した無線機が使えないので、スタジオから呼びかけられてるのにも気付かず、上がってイヤモニ付けたら付けたでタイムラグが酷くて会話が成り立ってるのか成り立ってないのか分からん状態で、混乱の極みでしたが、落ち着いてからスタジオMCとしばらくやりとりしました。

ケロリン桶に隠す

関「熱い風呂といえば福島県に飯坂温泉って熱い温泉があるんですけどご存じですか?」
とら「いえ、知らないです」
関「70℃あるそうです」
とら「な、ななじゅうど!」
関「ぜひ行ってチャレンジしてきてください」
とら「絶対行きます!!」

というくだりは放送されませんでしたが、いつか行きます!飯坂温泉!

感想戦

熱い風呂ばんざい

回線が切れ、嵐のようなひとときが過ぎ去り、段取り全てが終わりました。まあ実際にカメラの前でもコメントしましたけど、どっちが勝ったってそんなこと別にいいじゃないですかw

どっちのお店にも、こういう趣旨で取材しますと申し入れた上でお邪魔していますが、どっちのお店も、じゃあそれならいつもより熱く焚いてやろう!wとかならず、いつも通りお湯を沸かしていつも通りお客様をお迎えしてるんですよね。当たり前っちゃあ当たり前のことなんですが、なんか嬉しかった。 まあ、勝ったからって賞金が出るわけでもないですし、他の店から羨ましがられるわけでもないでしょうしw とらきちがネットの片隅でぎゃーぎゃー言うだけで

竹の湯で打合せ

収録中に閉店時刻を迎えていたので、竹の湯2代目女将さんが掃除の為にスタンバイしておられたようですが、終了後「あー!!みたことあるひとや!!!サインください!!!」なる黄色い声とともに現れ、サイン会が始まりました。便乗してわたしの署名もさせていただきました。お店に飾ってあります。ついでについにとやせんステッカーも番台付近に貼らせていただきました! 探してみてください。 ようやく念願かないました。

ワンエフスピンオフ

家にテレビがなくなってしばらく経つので、今回出演されてた関さん・パークさん・平アナのことをほとんど知らなくて申し訳なかったのですが、ワンエフって番組のメンツそのままなんですね。ワンエフ特番って感じ? だからこその、あの「スタジオMCと現場レポーター、代われこのやろう!」的なノリだったのだなーと。 まあワンエフ自体よく知りませんが・・・

他のトンデモ様

1月3日午後3時は、親せきの家の寝室のテレビをお借りして(!)、三脚立ててスマホを置いて原始的に録画してました。デジタルなんだかアナログなんだかよく分かりませんなw CMカットしたかったので(←これ自体がアナログ発想)カメラにへばりつきで番組見てましたけど、まあ予想はしてましたけど、他のトンデモ様たちはほんとトンデモナイ人たちですね。わたしなんか全く足元にも及びませんです。つくづくなんでこのメンツのなかに選ばれたのか分かりません…

それと、他の人達はみんな仕事人としての紹介で、商売に直結してますけど(ラーメンとか焼肉とか食べに行ってみたくなりますよね!)、わたしひとり完全に趣味の世界で、お金にもならないことを一生懸命やってて…まあそういう自分が結構好きなんですけども… あ、熱いお風呂に入ってみたい!古宮鉱泉/竹の湯に行ってみようかな!という人がひとりでも増えたならそれはホントに嬉しいです!(ほんとにほんとに笑) でもグッズも買ってくださいw

放送後に竹の湯に行ったら、大女将が「テレビ見たって人、いっぱい来てくれてますよ~ さっきも黒部から来たって方がうんぬん」とお話くださって感激しております。

謝辞

放送直後、番組を観終わった自分の親と妻の親から連絡が来てました。
とら親「熱い風呂は身体に良くないらしいぞ 気をつけて」
妻親「あんた体やせすぎ 気をつけて」
ありがとうございます!気をつけます!

KNBのH様、貴重な経験をさせて頂き誠にありがとうございました。現場は楽しかったですし、出来上がった番組もとても面白く拝見しました。Youtube版が配信されてからもう20回以上観てますw 飯坂温泉ロケ楽しみにしてます!

現場でご一緒して下さったパークマンサー様。優しくリードしてくださりとても心強かったです。写真掲載許可もいだたき誠にありがとうございます。飯坂温泉ロケ楽しみにしてます!!

スタジオのMC関さん、的確なコメントの数々ありがとうございました。ツッコミのありがたさと偉大さを身をもって体感いたしました。何べん見ても「ちゃんとやって!」「ゆるいんだよ!」で笑ってしまいますし、救われてる感じがします。 飯坂温泉ロケ楽しみにしてます!!!

そのほか番組に携わったみなさん。ロケでお邪魔した赤坂光泉様、古宮鉱泉様、竹の湯様。また温度計測させていただいたたくさんの温浴施設様。一素人のとても狭い狭い趣味におつきあい下さり本当にありがとうございました。

そしてKNBでご視聴くださった富山県のみなさま。Youtubeでご覧くださってる全世界のみなさま。最後までご覧くださり誠にありがとうございます。「いいね」押してくださった方もありがとうございます。
そのそもこのページ自体をこんな奥深くまでスクロールしてご覧になってくださってる皆様、本当に本当にありがとうございます。

今後もあちこちのお風呂屋さんが盛り上がっていったならこんなに嬉しいことはありません。

それではみなさんまたどこかのお風呂で会いま、いや間違えた、せーの、GO!銭湯!!

(終)

 

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