2022年5月8日 #1
氷見市唯一の銭湯組合加盟店、堀田の湯。
「氷見温泉郷」と名乗るぐらいなので銭湯以外の温泉、温泉旅館、温浴施設もいっぱいある。 堀田の湯以外に銭湯は無いのか?無かったのか?とちょっと調べてみたがJR氷見駅の周りの旧市街地に何軒か存在はしていたようだ。窪の湯、和倉湯・・・ 漁港や魚市場とも近いゾーン。 しかし今は駅前に有磯の湯(スパセン枠)が残るのみ。
氷見最後の銭湯堀田の湯は、しかし現在入浴できない状態らしいというので確かめに行ってくる。
ってことをヨメちゃんに告げると、
あー懐かしい。昔おとうさんがよくそこのお湯汲んで来てくれてた。
肌に塗ったり、飲んだりしてた。それのお陰かは分からんけど肌荒れ治ったよ。
また汲んで来てちょ。
とのことなので風呂道具の他に、ポリタンクとペットボトル持参で行った。
駐車場に車を止めてがさごそしているとお店の人が迎えてくれた。
張り紙通り、やはり入浴は出来ないと言われた。
(このお湯を毎日浴びてても体調悪くなっちゃうのね…w)
水は1リットル200円。ポリタンクに20Lだと200円おまけの3800円となる。
ポリタンクに汲んでもらってる間、ポットに入ってる鉱泉水をいただく。
むむ。泉質に関しては何の前情報もなく来たけど思った以上に塩味が濃い。そして、いつも飲んでるぬちまーす水に似てる。しょっぱいけれど、それだけじゃない味わい。ごくごく飲める。
成分表を並べてみたが、液体に含まれるイオンの量と固体に含まれる元素の量を比べようがなく断念w。各成分の構成比率ぐらいは推測できましょう。
いま家にはぬちまーす水(水1リットルにぬちまーす10g)の入ったボトルと、堀田水の入ったボトルがあるが、たぶん、目つぶって飲むと区別付かないw
結局銭湯が次々廃業していっているのは、スーパー銭湯に客を奪われて儲からなくなったというだけじゃなくて、経営者自身の高齢化や後継ぎがいないこと、施設が老朽化して更新する余力がないという部分も大きいんでしょうねぇ。 まあ、客ががんがん来れば、設備導入も出来るだろうし後継者も手を挙げてくるかもしれないわけですが…。
源泉が13.2℃とのことなので鉱泉かけながしの水風呂に、熱々のしょっぱいお湯という二本立てもタマラン気がしますがね~
誰か引き継いでくれんやろか。
お前がやれよという声が聞こえてきそうですが。
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