2025.6.1 #2 新生古洞の森温泉
あちこち工事中だったり、真新しかったり、まだら模様ではありますがとりあえずの再開おめでとうございます。 今年度中に沪過機の工事がうんぬんの張り紙もありました。
上写真の玄関を入ってすぐ、左手に受付ブースみたいなのありますが夜は無人でした。以前と同じく日中に地場産品など売り場になってるのかと。 そのまま突き当りが下足置き場ゾーンで、左手に折れると真のお風呂受付が見えてきます。そこに券売機と受付があります。大人800円。 同じフロアには食堂や休憩所・個室などあり、お風呂ゾーンは階段降りたとこ。
脱衣場は床とかロッカーとかいろいろ新しくキレイになってる感じがしました。鍵のかかる貴重品入れと、オープンな棚+カゴ。
浴室はイメージ以前のまま。カラン回りとかは交換されてるぽい。シャンプー石鹸類あり。
2つあった浴槽のうち1つはスノコで蓋をされてありチラっとめくりましたがwお湯は張ってませんでした。そのスノコの上に胡坐かいて内気浴してました。(内気浴という言葉があるのか知りませんが…たんなる休憩ですw)
メイン浴槽は地下2000mから湧いてるという温泉。42.0℃ ぬるぬるすべすべで温まるやつです。舐めてもしょっぱい感じはしませんでしたが、浸かってるだけでぬるぬるするのが分かる、ほど。
まあまあ熱いからか、半身浴してる人が多かった。というか、18時すぎという時間帯のせいもあるかもしれないが、自分より年下の人しかいなかった!! こんなことお風呂巡り始めて以来初めてのことかもしれないw
窓の外には日本庭園とその向こうには山並みが見渡せるが、露天風呂はない。外に出れるようにはなっている。外気浴用に椅子とか置いて欲しいところ。
まあいつも思うが、ここからの眺めがスンバらしいものであればココももっと化けたかもしれないのに…という思いはある。建てるときにもうちょっとなんとかならんかったんかと。
風呂上がりに、テラスで夕涼みしました。
2025.4.26 ありがとう再開
一部浴槽からではありますが営業再開したようです。
https://www.city.toyama.lg.jp/business/nourin/1010614/1012699.html
とやま古洞の森温泉公式HP, Instagram
2023.10.11 再開への道
近隣住民などの要望を受けて富山市が古洞の森の民間活用事業者を募集していたところ公募プロポーザルにおいて最優秀提案者が決まりました。
株式会社ABLトラストという地元古沢の企業のようです。2024年1月契約、2月引き渡しとのこと。続報を楽しみに待ちましょう。
2023.3.31 閉館しました
2023年3月31日にて古洞の湯を含む、とやま古洞の森自然活用村が閉館しました。
ワーカーズコープという組合が委託運営してたのですが、契約期間が終わっても継続せず代わりに手を挙げた人もいなかったってことなんでしょうね。
似たような立ち位置の大門コミュニティセントーはちょうど1年後の2024年3月に期限が切れるようで、現在入浴施設継続を前提に後釜探しをしている模様。
無くなってからわーわー言う前に行っとけ!
こちらも後釜が決まりました。
2022年11月8日 #1 秘境まで車で10分
地図をぐりぐりしていたら古洞の湯という存在を思い出した。片道10㎞。近所といっていいレベル。なのに自分とこにも載せてないしすっかり忘れていた。
とやま古洞の森(ふるどうのもり)という市民公園の中の一施設。大門コミュニティセントーと同じく、指定管理者制度によりワーカーズコープという非営利団体が管理している。
周囲にはBBQ場やらコテージやら野鳥園やらダム湖やらいろいろアトラクションがあるが、一番大きな存在としては富山市天文台がある。いや、あった。惜しくも数年前に閉鎖してしまった。(現在は富山市中心地にある富山市科学博物館にて一部機能を存続している模様)
人工の光がなるべく少ない場所を選んで建てられたのだと思うが、だから一般向けの駐車場も離れた場所にあって、本館まで真っ暗闇の山道を10分ほど歩かなければならない。(一応舗装路ではある) 街灯も必要最小限以下の豆電球のようなランプしかなく、喧噪ともかけ離れているので真っ暗&静寂。なかなかの肝試し。 天文台が終わったあともダム湖散策などしに来たことはあるが、夜には来たくない場所。
650円払ってお風呂一直線。
幸いなことに、先客ゼロ。奥側の全面ガラスから山間が望める。

階段の踊り場より撮影。浴室から見た風景とほぼ同じ方向、同じ風景。ピンボケ
紅葉ストライクとはいかないが、天気が良かったこともあり雰囲気はよい。
露天風呂はないがベランダに坪庭があってドアを開けて外には出られる。ただ座る場所とかもなく、目隠しフェンスが過剰にそびえる為、外にいる意味はあまりない。内湯からのんびり外を眺めるのがよい。
地下2000mからくみ上げた温泉41.6℃(源泉33.6℃)はちょっとぬるぬるする非常に温まる系。そして隣のぬる湯が35.8℃。 この、体温と近い36℃前後のお湯がずるいぐらい魔性。動きたくなくなるやつ。
ちょうどこの日は富山マラソン2022開催日。
数年前から毎年走っていたが今回は例のアレがアレのせいで出走はできなかったが、必死に走ってる人たちのことを思いながらひとり呆けていた。毎年曇りだったり小雨だったりしたけど、今年は気持ちいい秋晴れ&立山がちょっぴり冠雪してたので眺望的にはこれ以上ないコンディションだったのではないか。青空にくっきり映える立山連峰の眺めは何年富山県民をやっていても痺れる。それを新湊大橋の上からじっくり眺められるというランナーだけの特権。
次の湯に向かうか、ここの食堂で何か食べていくか、どこかのカレー屋に寄って帰るか、などとどうでもいいことを考えていたらお客様が一人二人と入ってきた。みんなありがたーい顔をして湯に埋っている。
そんなときに浮かんだ言葉。
ストレスはお湯に溶ける

富山駅と高岡駅から送迎バスが出ているので日中はおじいちゃんおばあちゃんの憩いの場と化している。大広間でぐーすか寝てる大先輩が大勢いた。反動というか、バス勢が帰ると閑散としてしまうのだろう。夜の客寄せ。
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