T136 天竺温泉の郷 利賀村 41.3℃

2024.1.13 地震による漏水の為しばらく休館するとのことです。
https://www.tenjiku-onsen.com/

2023.8.14

前経営者が白旗を挙げて一旦は営業休止していた天竺温泉の郷(天竺の湯)だが、新しい経営者が現れて温泉事業を引き継いでくれることになった。元々は宿泊やレストランなどもやっていたが、今回は日帰り湯と土日のランチ(そばのみ)という縮小営業ながら、まさかの再開に沸き立っていた。

標高800mの天空の秘湯の宿。(天竺はインドのほか、天空の意味もあり)
いやがうえでもテンションあがります。

今回は、後述のBルート(R156小牧ダムらへんよりR471経由)で利賀村に向かう。
R156から分岐してからしばらく崖沿いの道が続く。狭くてくねくねしているし、ちょいちょいスノーシェッド(雪除けのトンネル)があるので先が見えない。対向車が来たらどっちかがバックしなけりゃならん展開もありうる。 が今回は広いところで2台すれ違っただけ。らっきー

旧道の駅利賀 現道の駅利賀

1枚目) 旧・道の駅利賀。 現高沼パーキング トイレは使用可
2枚目) いつの間にか引っ越ししていた新・道の駅利賀…役場かJAだかの建物に「道の駅利賀」という看板を張り付けただけに見える。入口になんかややこしい張り紙があったが読むのがメンドくさくて入らなかった。

2024.2.10
利賀市民センタ内のJAが撤退し、カフェ「利賀の山カフェ」、売店「利賀ストア」がOPENしました

思ったよりだいぶ奥。飽きかけて泣きかけてた頃にやっと到着。

天竺温泉

上写真:右半分の白っぽい建物がおそらく「天竺温泉の郷」だが入口は閉まっていて、左端に見切れている建物の方から入れと張り紙がしてある。

天竺の湯

天竺の湯

おれの前に並んでいた恐らく常連のオジさんが受付のおばちゃんに「おそばも食べてってくださいねー」と声をかけられている。
おれも「あー そばやってるんですねー 後でいただきます」と言いながら料金を支払う。JAFカードを見せつつ540円。

さてお風呂。
大き目の内湯がひとつ。温泉がごうごうと湧いている。窓の外は緑と青と白が広がりテンションだだ上がり!これを見に来た! 外に出ようとすると・・・

ドアに「露天風呂休止中」の張り紙。

おーまいがー!!!一応ドアノブをひねるが・・・鍵がかかっている。(内側にカギのつまみがあったので開けようと思えば開けられたかもしれない。未確認) インスタにもHPにもどこにも書いてなかった。確信犯。

動画内でも「海抜800mの絶景」などと謳っているようにここの最大の売りはその眺めの良さなのではないのか? なのに露天風呂が使えないことを伏せて宣伝する。ナニソレ?

内湯からだって眺望は得られる?
窓がめっちゃ汚い。 リニューアルOPENするにあたって窓を綺麗にすべきかどうか検討はしなかったのだろうか。予算の都合?人手の都合?まあ大変なのでしょうね。 窓ガラスや鏡にこびりついたウロコ。確かに取りづらいですし。研磨剤でちまちま削るしかない。 でもそれがウリだっつーならそれぐらいやらんか?

公式HPよりスクショ 風呂から外の眺め

そして仮に、窓がキレイだろーが露天風呂に浸かれてよーがどっちにしても、すぐ先にちょっとした薮(赤線)があって遠くまで見渡せない。こんだけ切り開いたんだから、その薮も刈ってしまってもよかったのでは? 「海抜800mの眺め」つっても木が鬱蒼と茂ってるだけ。

温泉はアルカリ性単純泉、硫酸多め、源泉27℃、浴槽41℃前後。 サウナあり。水風呂26℃。
以上。

これが近所のお風呂なら、近所の人にとってなら、「おらが町のお風呂」として立派に機能してるし何の問題もない。いいお風呂。 ただ、遠くからわざわざ行く価値があるのかという話。ここにしかないものとは。

まあなんだかんだでたっぷり温まればそんなことも忘れて、さあそば食べに行くかー

天竺温泉ランチメニュー

でメニュー見てひっくり返った。

「入浴・おそばセット」300円割引

おいおい。いまさら言う? 玄関入って最初の受付にも館内どこにもそんな張り紙なかったし、「お風呂もいかがですか?」って、ソバ食ってから風呂入る人ばっかりでもないだろう? もう600円(正確にはJAF会員なので540円)払ってきたよ。 お風呂には「おそばもいかがですか?」なんて書いてなかったし。

そもそもおれ、受付のおばちゃんに「そばやってるんですねー 後で頂きます」って言ったよね? そんとき教えてくれてもいいんじゃね? というか、受付にデカデカと書いとけや!そばと風呂しか営業してないんならそれぐらい察せ! はあはあ

天竺温泉もりそば大

大盛頼みましたけどね。
美味しい蕎麦とあったかい蕎麦湯を頂きながら窓の外を眺めていたら(この窓も嗚呼)、まあ細かいことはいいかーって思えてきて、お金払ってレストラン出た。(レジ代わりのノートPCも調子悪くておばちゃんが何度もマウス叩いてた)
冷水器の置いてある空間の上の方になかなかしっかりした蜘蛛の巣が張ってたりもしたけど、まあ、そうですよね。大変ですよね。と投げやりな感想。

受付の前を通って、ありがとうございましたーつって帰ろうと思ったら、さっきのおばちゃんに「あれ、さっきのかた、おそば食べてこられたんですか? じゃあセットで割引きになりますので云々」と呼び止められて、結局お金は返ってきた。通常600円→300円のところを、JAF会員は540円→270円となるそうな。 あ、ありがとう。

そばは美味しかったです!

そば処天竺温泉の郷
10:30-21:00
定休火曜水曜
600円
ランチはそばのみ。土日のみ。11:30-13:30

アクセスは3ルート。
(A)東海北陸道やR304からR156へ入り新山の神トンネルを抜けて利賀地区入り、
(B)R156小牧ダムの辺りから分岐してR471経由、
(C)八尾からR472

Aルートが道幅も広く一番走りやすい。なんせ大型タンクローリーでも通ってたぐらいですし。
R471,472はともに離合困難なぐらい(乗用車同士でもすれ違えない)道幅の狭い区間がたっぷりあって、しかも崖沿いなのでくねくねと見通しも悪く非常に走りにくい。強いて言えば、(B)R471は交通量が少ないのでまだ楽かも。(C)R472は今回初めて通ったがR471に比べて対向車が意外と多かった。

むしろ、JR八尾駅から出ている南砺市営バス「なんバス」が210円直通55分と意外と楽でお得かもしれない。ただし帰り(天竺温泉→八尾駅)はオンデマンド運行のため前日までに予約が必要というちょっとした罠。

すすき

一部言葉遣いの荒い箇所がございます。お詫びします。これでもだいぶ丸く削りましたw

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