T126 天然温泉剱の湯御宿野乃 43.3℃ 富山市総曲輪 ホテルの日帰り風呂とは盲点でしたが良い風呂

早朝富山駅周辺で入れる浴場の調査として、天然温泉剱の湯御宿野乃の朝風呂に開店ダッシュしてきました。
画数の多い漢字が並んでいてアレですが全部ひらがなにすると、てんねんおんせん・つるぎのゆ・おんやど・のの、となります。剱(つるぎ)というのは剱岳のことを指していると思われます。実際に「剱の湯」「剱温泉」というのが剱岳付近?にあるのかは不明です。聞いたことはありません。「剱」という字は「剣」の異体字で同じ文字同じ意味ですが、地元上市町が「剱」と表記してくれと国土地理院に頼み込んで受け入れられたようです。
ちなみに総曲輪は「そうがわ」と読みます。

猫の置物

基本はビジネスホテルだが、中の大浴場を非泊り客にも開放してくれている。

御宿野乃入口

左Aが泊り客用の入口。右Bが日帰り温泉用の入口。

・・・と看板に書いてあるが朝6時になってもBドアが有効にならず、Aの入口でインターホンを押してホテルの人に開けてもらった。帰りにもB側のフロントに寄ってみたが誰もいなかったし、自動ドアは有効になってなかった(外からボタンを押しても反応しなかった)。 朝風呂需要が少ない為に機能を絞っているのかもしれない。

フロントでお金を払うと暗証番号が書かれた紙を渡される。
「タオルはお持ちですか?」
「はい」
受付完了。

床が畳敷きですぐそばに下足箱があるので靴を脱がなければならないとは思うのだが、全てのBOXが閉ざされていて途方にくれる。 日帰り客は別のところに下足箱があるのか?と思い脱いだサンダルを持って歩き始めた瞬間に、BOXのうちの1つ、一番下段の一番隅っこのBOXにだけ鍵が刺さったままになっているのが見える。ん?もしかしてここだけ開いてる?ってことは逆にこれ以外全部使用中?? よくよく見れば最下段など使い勝手が悪そうな位置のBOXにぽつぽつと空きが見受けられる。 ふーんこんだけ全部埋るぐらい人が泊ってるってことかーすげーなー

ぶじ裸足になり、エレベーターで二階へ。
すると泊り客専用区画への関所が現れる。泊り客はカード―キーをかざすことでドアを開けられるが、日帰り温泉客はさきほど渡された暗証番号を入力する。マンションの入り口とかでよく見るテンキータイプのやつ。

日帰り温泉入館暗証番号

ようやくお風呂。
先客数人。日帰り利用は朝6時から可能だが、宿泊客には15時~翌朝10時まで開放されているので泊まりの人が朝風呂を浴びているのだろう。

洗い場が10人分ぐらい。1つ1つ仕切られていてシャンプーリンスボディソープ髭剃り泡いろいろおいてあって、シャワーヘッドも超強力水流&自動的には止まらない方式…という普段行く銭湯との待遇の違いにおののくw スーパー銭湯ってこうだったよなー
さすがにタオル類までは置いてない。だから最初に聞いてきたのだろう。 泊り客には支給されているものと思う。

内湯40.7℃、ヒノキ風呂、打たせ湯、岩風呂、乾サウナ、ミストサウナ、露天風呂41.2℃(開放感はない。かろうじて外気は導入されている)、水風呂。
スペースは狭いが一通り揃っている。岩風呂がまさかの43.3℃と高温なうえに、水風呂が「通常18℃ですが期間限定で13℃に下げてます♡」という謎サービス。しかも実測12℃。自分の過去イチちぶたい。(=冷たい) これは長居できない。 熱いのに耐えるのにも体力いるが冷たいのを堪えるのも体力いる。

次から次から人が入ってくる。親子連れも多い。日帰り客と泊り客の区別がつかないが、みんな意外とあっさり上がっていくのでそこまで混雑してる感じもしない。サウナに入り浸ってるのを一人見かけたぐらい(サウナハットかぶってたぐらいですから)

居心地がよい。作りも高級感がある。
スーパー銭湯並みにてんこ盛りの至れり尽くせりで風呂好きの人が携わってるなーという感じがヒシヒシと伝わってくる。しかも、天然温泉と謳ってるけどどこかから運んできた温泉を循環させてるだけでしょ…?と思っていたが、まさかの自噴。こんな街の中で温泉掘ったのか? 単純温泉(低張性 アルカリ性 低温泉)で朝から身も心もあったまる。 いやあ、これで700円ですよ。 総曲輪で飲んだ後にちょっとひとっぷろ浴びるとかアリですよね。(夜の部は900円ですが)

湯上りしたあと、行ける範囲をうろつく。
漫画コーナー、マッサージチェア、コインランドリーあり。ヤクルトがただで飲めるw(昼風呂ではアイスキャンディーの模様) Hatagoというレストランでは朝食をとることも可能。(朝風呂+朝食込みのプランが2600円ってのをHPのどこかで見かけたはずなのですがもう見つかりません…ま、お値段がお値段なので需要があるかは定かではありませんが)

御宿野乃

帰りエレベータにも注意が必要。来たルートを覚えておく必要がある。
入口がそうであったように、日帰り温泉客の動線に関して若干混乱が見受けられる。 帰り道を探してかなり行ったり来たりした。
行きは上写真のドアを手前から奥に抜けましたので、帰りはこのドアの奥側から手前に戻ることになります。 ドアを出たあと、振り返って、出口のドアや周囲の雰囲気を覚えておいてくださいw)

結論
富山駅周辺で、特に早朝に、お風呂に入りたいということであれば、行きやすさなども含め個人的にはこの御宿野乃の日帰り温泉をおすすめしたいと思います。
高速バスの会社の方にも、野乃の前にバス停作ってくれと言いたいぐらいです。どーせ富山インターで降りて富山駅に向かう時に前を通るのなら。総曲輪で停まるバスもあるようですけど。

天然温泉剱の湯 御宿 野乃
https://dormy-hotels.com/dormyinn/hotels/nono_toyama/
富山市総曲輪3-9-2
天然温泉 サウナあり 水風呂あり 露天風呂あり
朝風呂6:00-9:00 700円
昼風呂15:00-22:00 900円
立体駐車場を挟んですぐ北側に、同じドーミーイングループの「天然温泉剱の湯 ドーミーイン富山」(大手町4-8)がありますが別物です。そちらは日帰り入浴やってません。
お風呂に入れて、サウナも浴びれて、朝まで寝てられる。もう「健康ランド」と呼んでもいいのではないか…。私の定義ではそうなってしまいますw まあシングルルームが存在しないので素泊まりだとしてもそれなりのお値段になってはしまいますがねー (※15:00-翌9:00のショートステイで8550円~)
野乃駐車場
一応車で来る人の為に駐車場の案内をしときます。
無料駐車場はありません。ファミリーマートを挟んで隣接するNPCユウタウン総曲輪パーキングが一番利用しやすいのではないかと思います。30分100円。 長湯しすぎて400円もかかりましたw
1時間以内であがったとしても入浴料+駐車料金で900円。 いうほどオトクでもなかったですね…
提携してるということなのでもしかしたら日帰り入浴者にも駐車料金の割引制度があったのかもしれませんが未確認。

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