かたかご…堅香子… あーこの花見たことある~!とはならない感じですが、高岡市の花です。=片栗の古名。と聞いても相変わらずピンときませんが。
ちなみにカタクリの花はこちらです。
どっちが先か後か分かりませんが、高岡市内にはかたかごの名を付けた施設・団体が多く存在します。かたかごの湯もそのひとつ。
仕事終わって、レンタカー返して、目の前にあるお風呂に飛び込む。もう汗臭すぎてべとべと過ぎて脳内検索とかお風呂の選択とかやってられない。
アパートの風呂が壊れて銭湯ジプシーしてたとき以来、15年以上ぶりのかたかごの湯。
受付で下駄箱のカギを出さないわ、受付したあと奥へ進むべきところを戻ってみるわ、久しぶりすぎて初めて来たのと同じ状態。そもそも入泉料600円に引っかかる。 もちろん、前回来たときにいくら払ったかなんて覚えていないが、そんな安かったっけ!
海王800円(850円土日祝) 太閤の湯800円 ひだまりの湯750円 越乃庭750円 氷見総湯700円 ハダカ天国ゆーランド550円 パラダイスを始め界隈の精鋭銭湯群470円
銭湯組合の縛りから外れると値段設定は自由。強気の海王・太閤は温泉湧いてる故か。あそこがイクラやからうちはコレぐらいかな・・・とかやってるんでしょうな。ここもいろいろバランス取ったうえでの600円なのだろう。
縦長の浴室。洗い場。浴槽。こじんまりとしている。
大きな縦長のメイン浴槽。片隅に「熱湯」の文字。BUT40.7℃ 電気風呂区画もあり。
別に熱々じゃなくたっていい。最近気づいた。お風呂に来て、最初に湯船にどっぷりつかって、背中を壁につけ、手足を伸ばして(手のひら全ての指も伸ばす)、脱力して無になるそのときがピーク。この一瞬の為にお風呂に来ている。ニヤケているかもしれない。 それさえ味わえたらもう他はオマケ。 もう帰ってもいいかなと思うことさえある。(貧乏性なのでしませんけどね)
もちろん、その湯が熱ければもっとハッピーになるし、良い泉質ならそれはそれでwelcome。でもどっちでもいい。
大きな湯船であったかいお湯につかってぼんやりする。
それが私がお風呂屋さんに求めているもの。
めっちゃハードル低い!w
タワーサウナ。狭いながらも高低差がありいろんな人が楽しめる。久しぶりにカラカラのサウナ室に10分近く滞在した。
「かけず小僧」という題の張り紙を眺めながら水風呂18.7℃ につかる。汗を流さず水風呂に飛び込む人を諫めているものと思われるが、老眼が始まってるので小さな文字が見えないw 汗を流さずに水風呂に飛び込むのは…若者より高齢者に多いのではないか?だとしたらもっと字を大きくすべき!
露天風呂。
炭酸泉37.7℃と人工温泉(季節ごとに変わる。いまは重曹系、さっぱりするやつ)39.9℃がある。テレビつき。人が死んだニュースばっかり選んで流してくるので萎える。 水の音と風の音だけでよくない? とか考えながらぬる湯の炭酸泉でしばし呆ける。もう1℃低いと廃人製造所となりますな・・・
もう一つの内湯はいろんなぶくぶくを取りそろえたバラエティコーナー。浮く系・押す系・揉む系・いろいろあります。座った状態で足の裏やカカト、アキレス腱部分などに細いジェットを当ててくれるヤツが好き。
いろいろ揃ってる、ごくごく普通のスーパー銭湯。食事処マッサージ休憩所など完備。600円。相対的にお得感あります。特徴がないといえばそうかもしれないが、まあ、どこでもそうですよね。温泉ある/なしが唯一の壁のような気がする。
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