かなざわおふろ旅#12
学生時代+α、金沢で暮らしていた時期がある。今にして思えば、生活圏内は銭湯だらけだった。と思うが全く視界に入っていなかったw
いま石引温泉の目の前は金沢中環状道路として片側二車線の堂々たる坂道になっているが、私が引っ越した当時はまだその坂は開通しておらず、上り一方通行の二十人坂と下り一方通行の白山坂を使って小立野台地と犀川沿いの低地を行ったり来たりしていた。 下地図の「沢」か「中」辺りで行き止まりになっていた。
その後知らん間に工事が進み、坂は上まで繋がり、でも基本自転車移動だった自分には大した影響はなかった。その頃もたぶん石引温泉はそこにあり、おれはその目の前を必死に立ちこぎして坂を登っていたはずなのだが、まったく視界に入っていなかったw
あれから30年。かなざわおふろ旅という人参をぶら下げられてようやく石引温泉の玄関の前に立った。
ちなみにこちらは1階入り口。上の地図で分かる(かな・・・?)ように、崖沿いに建っていて小立野台地側にも入口がある。そこがビルの3階でフロントやお風呂も同じ階にある。エレベータがあるので行き来は楽ちんです。
駐車場はビルの1F部分と大通り挟んだ向かいにあるが、3F入口側にはたぶん駐車場はないので注意が必要。
モール泉。ぬるぬるの茶色いお湯がお出迎え。3つの浴槽がちょっとずつ段差を付けて繋がっていて一番上が43.4℃ 2番目3番目と溢れていくにつれてちょっとずつぬるくなっていく。2番目以降の温度は計ってないw もうこのお湯と温度だけでも十分ありがたいのだが、露天風呂はなんと37.5℃の源泉をかけながしていて36.6℃ 永遠に入ってられる魔法のお風呂になっている。この温度で湧いてることが奇跡。 まあ囲われまくっていて露天感はないが、そんなこたーどーでもいい。名前の方を変えればいい。 ・・・とくに思いつきませんがw
スチームサウナ45℃ 水風呂21℃
どちらもぬるい。熱くないし冷たくない。惜しいといえば惜しいし、ちょうどいいといえばちょうどいい。モール泉に当てられた人にとっては癒しのお湯となるんでしょうな。 個人的には熱い浴槽とぬるーい外風呂の組み合わせがとてもありがたい。 近所に住んでいて、かなざわおふろ旅なんて企画を知らなかったら、ずーーっと一生このお風呂に通い続けてもいい、そんな感じ。
近所の学生と思われる若者もちらほら。若くても銭湯の良さを知る人達もいて、銭湯なんぞ見向きもせずにパチンコとサウナに入り浸る人がいて…
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