神通川ほとりに立つ、楽今日館(らっきょうかん)。
たしか2階にお風呂あったはず。なら湯船から川面が見えるんじゃね?と思って行ってきた。 いまんとこ、県内に、湯船につかりながら川の流れを眺められるお風呂は見つけられていない。
結論から言えば、見えなかった。
内湯からは対岸の山が見えるのみ。川が見えるハズの角度、大きな窓の下の方には薄っすらフィルムが貼られていて見えるよーな見えないよーなモヤモヤした感じ。窓の外側が汚れているのが余計イライラを助長する。
露天風呂では塀越しに立った状態なら対岸の木々や川面は眺められるが、座ると無理。その塀が邪魔してる。
いずれも、対岸から覗かれるのを防ぐ為と思われる。 対岸なんて建物も民家もないんだし細けぇこと気にせんと開け放て!と思うのだけど、一応鉄塔が建っていたり道路はあるようなので未開拓というわけでもない模様。ならば森に潜んで望遠で覗く輩が現れないとも限らない・・・ということなのだろう。
それでも、露天風呂に出てきた人は100人が100人とも、一旦塀際に立ち、塀に両腕をのせて、川面をしばし眺めていた。みんな川好きねー 私自身も3回露天風呂へのドアを開けたが、3回ともその儀式をしましたw
左側に見える白い部分がお風呂部分。休憩所から撮りました。お風呂から見える風景とほぼ同じ。
山に雪が積もって真っ白になったときなどは水墨画の様に美しいことでしょう。氷点下の外気浴という意味でも真冬に訪れるのもアリかも。
肝心の温泉はなかなかのぬるぬる。弱アルカリ、ナトリウム-炭酸水素塩-塩化物泉。内湯も外湯も41.8℃ 川は見えなくたってこのお湯があればhappyになれる。
サウナ92-95℃と水風呂17.6℃もあり。
一通り揃っていてこの泉質で、川や森の音が聞けて、なんて贅沢なお風呂なのだろう。川のそばにいるというだけでテンション5割増し。(←これはおれだけかもしれない) いや、漕艇場として使われているぐらい流れは緩やかなので水の流れる音はほとんど聞こえませんでしたが。
ずっと「らっきょかん」と呼んでいた。「らっきょうかん」と伸ばすのが正解みたい。
今は岩稲温泉ではなく、神通川温泉。
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