k28 寺井湯 能美市 43.4℃ THEおらがまちの銭湯

あと2カ月ほどで閉店してしまうと聞いて慌てて行った。
最近、休業→そのまま閉店…という流れをあちこちで聞くので、事前告知していただけるだけでもありがたい。もちろん、続けて頂けるのが一番よいのだけれど。

という知らせを教えていただいたのは、主にtwitterで活躍されている銭湯大好きノムラさん。寺井湯の徒歩圏に住んでいて通い詰めてるうちに寺井湯愛が高じて、釜場に出入りするようになり、さらに終業後の清掃もお手伝いされるようになった。 本人の悲しみは如何ばかりだろうか。 私がさんがの湯の閉店で受けた衝撃どころではないだろう。

寺井湯

駐車場に着くとノムラさんが待ってくれていた!
釜場の案内をしてもらったり、窯焼き芋を焼いてくれていたり、しばらく親方を交えて銭湯話をさせてもらった。
漆黒の釜。その前のソファ。そこに埋まる親方。生活の一部以上の空間がここにある。 得も言われぬハマり具合に親方がここで過ごした時間を想う。 まあ陳腐な言い方になりますがほかに言うべき言葉が思いつかないので言います。長い間お疲れさまでした。

窯焼き芋

閉店が迫っているので慌てて入泉。

コンパクトな浴室の左半分が洗い場、右半分に浴槽が並ぶ。
プラス50円のサウナ(時間が無かったので未入浴)、水風呂19℃ ぶくぶく43.4℃ 奥に薬湯
こじんまりとしながらも、あれこれバランスよく揃ってる。

これ以上なにも望むこともなく日常使いとして必要十分なお風呂である。こういうお風呂が近所にあると生活に潤い出ますよね。スーパー銭湯の非日常感もいいけど、毎日のお風呂。近所のお風呂。も捨てがたい。

裏の事情は分かりませんけども5月末で閉店してしまうということなので、まだの方もそうでない方も、お早めにどうぞ。銭湯というところに行ったことがないという方にもおすすめです。玄関、番台、脱衣場、浴室、いたるところに「銭湯」らしさがバリバリ残っています。

 

そして寺井湯帳。この手の思い出帳は観光地とかでたまに見かけますが、銭湯ではあまり見かけない存在ですけど、ぜひ何か残していって下さればと思います。読むだけでも面白い。 ノムラさんのtwitter @nomu101 でちょいちょい中継されてますけど、他人の自分が読んでもけっこうウルっとくるような投稿がいっぱいあります。「昔お母さんに連れられて来てて、今日は娘と来た」とか、もう

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