津端町に一軒残る銭湯、勝崎の湯。石川県で一番古い銭湯だそうな。
旅館部分を左手に見つつ、右奥の駐車場にすすむ。奥の方は雪の山になっていて駐車可能台数は多少減ってるのかもしれないが車がぎっしり。かろうじて1台分の隙間が空いていたのでねじ込む。
玄関をくぐるともう賑やか。おばちゃん達の声が響く。
13時の開店直後に寄ったからかもしれない。待ちわびてた人達が押し寄せたという感じがする。この雪にも関わらず。
番台でロッカーのカギを受け取る。「何番がいいかねえ~さっき○番にしたから、次は・・・」 なかなかないシステム。客と番台さんとの会話のキッカケ作りに一役買っているのか。おばちゃん自身がそれを楽しんでいる節もある。
熟考した割には脱衣場で隣のロッカーの人と鉢合わせになったりしましたがw
そして男湯は静かw
奥側に浴槽が2つ。ぶくぶく浅槽41.7℃とジェットの深槽43.0℃。繋がってはいるが、ジェット側の底面から熱い湯が湧き出しているので多少差があるのか。のちに、熱い湯が湧き出してないタイミングで計ると41.4℃と41.7℃だった。 こういう、お店の意図しない熱さを計測してしまったと思われるとき、どっちを採用しようか迷う。どうでもいい悩みw
金沢の銭湯を巡るようになって思ったが、こっちは深めの槽(と浅い槽のセット)が多いような気がする。深いと水圧が高くなる分、マッサージ効果が上がるという寸法・・・ということがまず思い浮かぶが、それ以外の意味や目的はあるのだろうか。膝を曲げれない人にとっては中腰で浸かることが出来ていいという説も聞いたことがある。
透明感のあるまろやかなお湯。駐車場にヨメちゃんと犬を待たせてることも忘れて居座る。
外は寒いけど、体も心もほかほかになる。上がりたくなくなる。
帰りの番台でカギを返し忘れるという、恐らくは勝崎の湯あるある。
お客さん!カギ! あ、しまった、ごめんごめん。 あはははは
散々繰り返されてることでしょう。
女湯の脱衣場なのか旅館部分なのかどこからか分からないが、相変わらずおばちゃんの声が響き渡っている。もう無くてはならない場所。
玄関を出たところでも、乗り合わせてきたのだろうおばちゃん達が車の周りで楽しそうにしゃべってた。
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