富山県最北端&最東端朝日町の宮崎地区にあるお風呂、たから温泉と境鉱泉。
ヨメちゃんが朝日町の隣の入善に行く用事があるというので便乗して行った。こういう機会でもないとなかなかこんな遠くまで来れない。下道で65km1時間半、高速乗っても75km1時間。
富山と新潟の県境にある親不知（おやしらず）という地域は、海からすぐ崖がせり上がり平地がほとんどない。そこに道路や鉄道を無理やり通している。
とくに国道8号線は狭いトンネルにくねくね道＆アップダウンが続き、トラックの運転手泣かせの道である。
新潟から富山方面へ抜ける際のこの気の張るゾーンを抜けたところに、ちょっと一服してってください～とばかりに、温泉やタラ汁屋、ドライブインなどが立ち並んでいる。平地が無い＝人口がほとんどないので、完全に通過交通目当てのお店たちである。
トラック乗ってた頃はひんぱんに目の前を通っていた。駐車場が広く、大型トラックが停めれる区画線も引いてあるので運ちゃんwelcomeなんだろうけど実際に客として来るのは初。 同僚の中には仕事中にここでひとっぷろ浴びてるツワモノもいた。
大きな浴槽が１つ。外にも大きな露天風呂が１つ。
ナトリウム・カルシウム-塩化物泉 (高張性・弱アルカリ性・高温泉)
写真右奥に見える源泉たまりに温度計を突っ込むと45℃ 浴槽に溜まると41.4-41.6℃ かなりしょっぱくてちょい渋。
窓が大きくて明るいので内風呂でも気持ちいいが、外に出たら空が見える分やはり解放感が違う。 のぼせたのかずっと岩の上で寝てるオジサンが心配で仕方ないが、こっちも空をぼっと見上げながら、浅いところで胡坐かいて半身浴してた。
扇風機の風を浴びながら帰り支度してるときに入ってきた人はトラック運転手だった。
自分は地場運転手で毎日家で風呂に入れる身分だったけど、長距離運転してる人たちはメシとフロの調達が大変だろうと思う。そういう人達にいろんな理不尽を押し付けて物流が成り立っている部分はある。お疲れ様です。ありがとうございます。
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