魚津での用事を終え一直線に向かうは平成松の湯。
1階が駐車場。広くはない。 2階がお風呂階。
奥側に浴槽が3つ並んでいる。あつい湯、ふつうの湯(ジェット+電気)、薬湯。 それらの表示を見ずに(気付かずに)いきなり熱い方の浴槽に浸かる。44.2℃ キましたね。あーこれこれ。これを味わいに来ました。 しかし隣の浴槽も43℃ みんな大丈夫やろかーと心配になる熱さ。 隣の「恵那鉱石」とかかれた人工温泉は37.9℃ 魔のぬる湯。
「恵那鉱石」というワードを記憶して家に帰って検索してみたが、出てくるサイトは自分が過去に書いた記事も含めて平成松の湯のレポートばかり。他に恵那鉱石を使ってるとこはないのか?
ラジウム鉱石という単語が頻繁に検索に引っかかるのだが、それ? ラジウム泉的な効果があるのだろうか。
検索してるうちに見つけたのが↓の画像。
お風呂の張り紙には、
人工温泉恵那の湯の効能として、神経痛、神経衰弱、ロイマチス、痛風、冷え性、産前産後、月経痛、痔疾、凍症、皮膚亀裂、打撲捻挫と書かれている。(ロイマチスとはリューマチのことと思われる)
完全なる一致!w つまりこの入浴剤を使っているということなんでしょうな。 画像からたどり着いたサイトがこちら→ 恵那ラジウム温浴剤
恐らく「恵那鉱石」という呼び方をしてるのが松の湯さんだけって話なのでしょう。 ぬるさも相まって居心地はよい。
・・・どうでもいい話で盛り上がって一人勝手に納得してしまいましたが
実は全国規模で見たら貴重な存在らしい「カルストーンサウナ」と、17℃の水風呂と、44℃の熱いお湯と、38℃のぬる湯を行ったり来たり。もう他に何がいりますか。 水風呂に注ぎこんでいる蛇口の水をそのまま飲めたりするのも最高じゃないですか。
そして風呂から上がって番台のお母さんと少し話をした。
ここのお風呂熱くていいですよね!魚津のほかの銭湯も熱いけどなんでですかね?
そりゃー漁師町やからね!
即答で結論いただきましたw
なんで「漁師町の湯が熱い」のかが知りたいのですが…
漁を終えて体が冷え切った漁師さんが大挙してやってくる→湯がぬるいと他の店に流れていく→お湯を熱くせざるを得ない→結果熱い湯の店が増える
ということらしい。
県内に漁港はいっぱいあるが、3TOPは氷見、新湊、魚津ってとこでしょう。その中でも魚津漁協は組合員数つまり漁師さんが一番多い街。
ただ熱い湯が苦手な人もいるので熱い湯と熱くない湯とに分けた→昔は熱い湯はもっと熱かった→自身も熱い湯が好き→時代の流れかだんだん温度が下がってきた→ほんとうはもっと熱くしたい
昔は銭湯いっぱいあった→魚津大火で街の大半が焼失した→とりあえず夜露をしのげるだけの家を建てる→風呂がないので銭湯に行く→銭湯いっぱい出来る→100軒以上あった(と言ってたような。記憶が曖昧)→今はとても減ってしまった
私は新湊(の方)から来ました→新湊も熱い湯が多い→熱い湯が好きであちこち巡ってる→また来ますね
などなど。周りに誰もいなかったのでついついいろいろ聞いてしまいましたが、お母さんも昔のことを嬉しそうに話してくださいました。ありがとうございました。
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