K01,K02 和倉温泉 総湯、金波荘インフィニティ風呂

土曜の昼。
温泉でも行きたいな~!とヨメちゃんがぼそっと言い放ってから3時間後、

和倉温泉金波荘(きんぱそう)の「インフィニティ風呂」でぼけーっと七尾湾を見ていた。
インフィニティ=∞、無限。 名前を聞いた段階では、「見渡す限りどこまでも海」な露天風呂なのか?ぐらいの予想だったが、そこまで大げさなものではないw

金波荘

公式HPより

とはいえ、露天風呂のヘリから海面までの距離は、今まで入った露天風呂の中でも最短クラスに近いかもしれない。お風呂の水面と海面が一致して見えたとき、お風呂が無限に広がったような、むしろ海に浸かってるような感覚になるのが感動的。この現象のことをインフィニティと呼んでいるのかもしれない。
波の音と潮の香を感じながら、強塩化物泉に浸る。五感をフルに刺激されつつも何も考えずぼけーっとただそこにいる。海と一体化していく感覚。ああインフィニティインフィニティ。

泉質は、しょっぱくて苦い。海水ってこんな苦くなかったような。 成分表によればマグネシウムより、カルシウムとカリウムが多いようだ。 とにかく温まるのが早い。
大浴場、露天風呂 あちこちだいたい42.0-41.0℃。源泉は80℃ぐらいあるらしいので、やはりこの温度に設定してるのは意図があるのだろう。ある程度の時間のんびり浸かっていられる上限かも。 この濃さでこれ以上温度上げると、きっとのぼせてバタバタと人が倒れていくw 

晩御飯は湯快リゾートおなじみのバイキング方式で、白飯を好きなタイミングで食べれて最高のシステムである反面、食堂に人が多く行き交い落ち着かない雰囲気ではある。子連れが多いイメージもある。
おかずを取りに行くたびにマスクと薄いビニール手袋を付けたり外したりさせられ、意外とストレス。 もう食べ放題ではしゃぐ年頃でもないので、今後はバイキング制は遠慮したいと改めて思った。 ま、あえて、一番おいしかった料理を挙げるとするなら・・・目の前で解体ショーやってたマグロの刺身かな…

HPにも館内にもこのポスターだらけで、この子のこの表情が頭から離れなくなる

翌朝は、早起きして近所の和倉温泉総湯へ。
ヨメには「なんでわざわざ!!?」と不思議がられたが、むしろ徒歩5分ならわざわざ行くでしょ。

店の前でも中でも朝市やってた

朝7時のオープンから人が押し寄せていた。近所の人も来てるだろうが、界隈の温泉の泊り客も来てると思う。 実際、風呂で見かけた人を後に朝食会場でも見かけた。なんか嬉しかった。

石川県は銭湯料金460円で、総湯も、組合非加盟ではあるが460円。サウナも同料金内で入浴可能。水風呂13℃ 
壁に各浴槽の設定温度が張り出してあった。一番高温の43℃設定と書かれていた立風呂は計ってみたら41℃だった。 別の浴槽がmaxで42.0℃
いずれにしても、すぐ、すごく温まるので高温にする必要はない。温度エネルギーによる刺激の代わりに、高張性すなわち濃いミネラルたちが身体を刺激してくださる。

と、ここまで書いて、他にどんな総湯あんのかなーって調べてみたら、なんと北陸でしか通じない言葉らしい!googleMap広げても広げても北陸以外に現れてこない。
参考:「総湯」って何ですか?

「そうゆ」と読みます。それぞれの温泉地の中心部にありその温泉地を代表する日帰り共同浴場。 温泉地(自治体?旅館組合など?)が共同プロデュースしてて特色のある浴場、なイメージ。
まあ、「総湯」という呼びかたをしないだけで、そういう性質の公共浴場は全国の温泉地にあるんでしょうよ。たぶん。

帰ってきて、朝食バイキング食べて、

温玉、湯豆腐、ワカメ酢、焼鮭、ご飯、みそ汁、ご飯w

こんどは旅館の浴場。[大浴場+インフィニティ風呂]とは別の[露天風呂]の方に行く。こちらは露天風呂のみ。泉質も温度も他のと同じ。 ちょっと小高い丘の上にベンチがあって、見晴らしがよい。 その分、どこかから見られてる可能性もあるような気がするが、いまさら気にしない。 そんな細かいことは全部どーでもよくなるぐらい、いい気持ち。

金波荘には日帰り入浴プランもあります。
9:00-23:00
(11:00~14:00、1:00~2:00は清掃などのため入浴できません。)
会員1150円 一般1250円

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