k30 松の湯 金沢市 41.5℃ せせらぎと川風

リニューアル銭湯松の湯店主の神並さんと、珠洲の海浜あみだ湯で奮闘中の新谷さん、という石川銭湯界を引っ張っているといってもいい2人のトークショーが香林坊東急ホテルで開催されたので聞きに行ってきた。興味深い話がてんこ盛りで時間があっという間に過ぎていった。

東急ホテルの裏手の鞍月用水沿いにはせせらぎ通りというたいそう風情のある小路がある。そこに以前松の湯という銭湯があった。やめた。そして復活した。
松の湯のお話を聞いて、すぐそこに松の湯があるというなら、寄って浴びていきたくなるのは自然な流れ。
会の参加者ナカヒラさんノムラさんという豪華なお連れ様とともに松の湯へ向かう。

正直に言うと以前の松の湯を知らないので、どこがどう変わったのは分からない。しかし、カネかけて思い切ったなー！というのは伝わってくる。中ももちろん今風にリニューアル。

参考：以前の松の湯 2018GoogleStrertViewより

九谷焼のタイル。左：女湯、曼荼羅をイメージ　右：男湯、富士と龍　公式HPより
これを見るだけでも来る価値がある。しかし女湯の太陽の様な曼荼羅はもちろん生では拝めなかった…残念。ほんとはこっちが見たかった。言い知れないチカラを発している。

浴槽２つ、水風呂、サウナ、テラス（外気浴スペース）、脱衣場まで、当然だが真新しくて気持ちいい。
サウナ室と外気浴スペースは追加料金が必要。テラスは狭い空間だがむしろ居心地がよい包まれ感がある。

無料で振舞われていた炭酸水を飲みながら受付前休憩所でいっぷく。
金沢市武蔵～片町辺りは繁華街と観光地とオフィスビルが狭い範囲に密集していて宿泊施設も多い。畳の上でごろごろしてる間にも大きな荷物を背負った観光客、一人旅風、出張風、グループ、カップル、老若男女がひっきりなしに訪れていた。　よい選択だと思います。旅といえば銭湯！宿の腐れユニットバスなんかでは癒しも安らぎも得られまい。