金沢に住んでいた学生時代、ご学友に健康ランド(&麻雀)という遊びを教えられ週末ごとにサウナに入り浸った。今は無くなってしまったが、ほぼサンパリオばっかり行ってた。 テルメはゴージャスなイメージがあって値段も高かったのかな、はっきり覚えてないがたまにしか行かなかった。ルネス(こちらも今は無き)はボーリングした記憶しかない。 片町オーロラも湯の郷げんちゃんもなくなってしまった。
なくなったといえば、ヨメちゃんがお気に入りだったアラピア。
お風呂に入ってご飯食べて漫画読んだりごろごろして帰る・・・という娯楽をしにちょいちょい訪れていた。アラピアが無くなって、ヨメちゃんにとって行きたいお風呂がなくなってしまったそうだ。他にもご飯食べれてゆっくりできる銭湯はいっぱいあると思うのだけど、アラピアとどこが違うのかよく分からない。ともかく2人でお風呂に出かける機会が減った。
そんなヨメちゃんが今日急に、どっかお風呂行きたい!と言い出して、越乃庭はどう?ひみのはな?サウナアルプス?桜ヶ池クアガーデンはどう?などとあちこち提案してみたが、結局ヨメちゃん自身も以前一度だけ行ったことのあるテルメに行ってみることになった。
西インターテルメ金沢。25年ぶりぐらいかな。
駐車場片隅のゲーセンがすでにゲーセンではなかったw そんなことより、平日の昼というのに駐車場がぎっしり。正面玄関前にタクシーが行ったり来たりしているし、中に入っても受付前が行列。いったい何なんだ。
入館料1100円。こんな安かったけか。 藤江のレジャラン横に巨大なスーパー銭湯(ゆめのゆ、当時は無かった。行ったことない)が出来ているから対抗してるんでしょうかね。
館内着&タオルを受け取り、ロッカーで着替え、浴室へ。
入るなり異質。
大きい空間に人がいっぱいいる。そしてみんながみんな呆けているw 椅子に座って呆けている人、湯舟の中で呆けている人。なんなんだこのダメ人間の集まり!
早速ダメ人間の輪に加わる。たくさんの種類の湯舟があるので片っ端からめぐる。
源湯高温42.5℃、源湯低温38.5℃、寝湯高温・低温、薬湯、打たせ湯、高濃度炭酸泉、露天風呂(開放的)、つぼ湯、サウナ98℃、イオンサウナ82℃、水風呂(地下水)18.2℃・・・ 飲泉も出来ます。浴槽の湯を直接なめても感じなかったが、飲泉用の湯はしょっぱかった。
一番どぎもを抜かれたのはサウナ室。だだっ広い!
よくあるひな壇式の席とは別に、人間が6,7人は寝転がれる平らなスペースがある。イビキかいて寝てる人がいた。たいがいのサウナは「横になるな、寝たら危険」と注意書きがしてある気がするが、むしろ寝ていいというのは危険な香りがする。
もう1つのイオンサウナは、窓から太陽光がダイレクトに射し込み(もちろん時間帯や天候にもよるでしょうが)、低温(82℃)ではあるが汗が止まらない。
サウナ目当てな人が多いのだろう。水風呂はいつも盛況。ほうぼうに置いてある休憩椅子やリクライニングチェアもたいがい誰か座っている。 何もしないでぼーっとしてる裸のおっさん達がぎっしりいる空間。 なんかそういうの考えたら可笑しくなってずっとニヤニヤしてたような気がするw
風呂が混んでた割には食事時でも食事処はそんなに混んでなかった。1100円払って風呂だけ入りに来る人がそんなに多いのだろうか。
…と思っていたがあとでHPを見たら、500円払って会員になれば入浴料が600円になる。つまり、最初の一回だけ1100円払えば2回目以降ずっと600円。600円なら他のスーパー銭湯とも石川県銭湯460円ともそんなに変わらない。(ちなみに隣のゆめのゆは一般800円会員600円…値段合わせてきてますな) 600円でこんだけの風呂に入れるならそりゃ混むわなー
今回何も知らずに1100円払って入り、あとで食事処で2人で5800円使ったけれど、そういう人に対しても、[入浴権+テルメのみで使える3000円商品券]が3000円で買えるというパッケージプランもある。つまり、これを使ってれば 8000円 (=1100円x2+5800円) が 6000円で済んでたということ。 あ、でも、帰りの精算時にタダ券一枚もらえた。
ただ、会員はこのパッケージプランを使うメリットはほぼ無い。パッケージプランとかタダ券制度は一見さんや旅行者向けの設定なのだろう。
とことんオトク感がちりばめられている。まあそれだけ競争が激しいということなんでしょうな。 25年もたてばいろいろ変わりますて。
ご飯は割高感はあるものの美味しかった。17時を境に軽食メニューと晩餐メニューが切り替わるので注意が必要。館内あちこちに貼ってあるポスターで見た料理がメニューに載ってないな…仕方ないな…とポテサラとかどうでもいいもの(失礼)頼んじまったw
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