T026 辰尾鉱泉 富山市安養寺 43.1℃ 町ごと昭和タイムスリップ

常願寺川マラソン2023のマイチャレンジの部(10km)に出走した。
有名ドコロの大会にはアレがアレのため出走権を与えてもらえず、清流マラソン(フル)以来ほぼ1年ぶりの公式大会。雨の中だろうが全然練習できてなかろうが、みんなで走るのはやっぱ楽しい。

大会後には川挟んですぐ近くの新生荏原鉱泉で汗を流すと決めていたのだが、目的地をセットすると「今日は定休日のようですが?」 おーまいがー 急遽行先を辰尾鉱泉に変更。

15カ月ぶり2度目。
前回来た時も思ったが、この町この界隈にはいままで全く縁がなかった。こんなとこに団地があることも知らなかった。この銭湯がなかったら今後もこの地域に足を踏み入れることはなかっただろう。


(「スーパー農道」という呼び方は富山県だけなのかも!)

笹津線ってのがあったことも今回知った。伊豆の宮駅、熊野駅どっちへも約1㎞。
幹線道路がクロスしてて、インターや空港も近い。それなりに便利な場所なだったんだろうなという気がしないでもないが、今となっては”忘れ去られた町”感がすごい。(いやーごめんなさいめっちゃ失礼なこと言ってますけど!)

そんな中にそびえ立つ辰尾鉱泉の煙突。

辰尾鉱泉

近隣住民で賑わっている、いつもの光景。
団地の住民にとってはなくてはならない存在なのでしょう。

奥にどーんと浴槽があり大小に区切られている。
左に小さめ、薬湯っぽい人工ラドン泉。(おそらく恵那鉱石)38.8℃ THEぬる湯。
右側大きめゾーンは左側にはジェットが2本噴き出していて、右奥隅からは石組みを伝って湯が注ぎ込まれていて豪快に湯しぶきをあげている。
そこそこ熱い43.1℃ じっくり味わいたいのだが、どこにいても水しぶきかジェット水流のどちらかが当たってしまう。落ち着けるポイントがない。 試行錯誤の結果、飛沫上等、熱々のお湯が注ぎ込まれてるゾーンに居座ることにした。瞬間的に44℃を超えたりもする。

片隅にはサウナ室。カルストーン。50℃前後。
かなり狭い。サイズ的には2人掛けのベンチだが、電車や飛行機の座席と同じで奥の人が出入りするとき手前の人は完全に邪魔になる。 まあ、心配しなくても、おれ以外誰もサウナにアタックしてこなかった。

水風呂なし。立ちシャワーあり(温度調節不可)

時が止まったかのような町の銭湯のアツ湯とぬる湯で時が止まった。なんて極楽。

辰尾鉱泉
12:30-21:00
金曜定休
辰尾鉱泉入口
(1枚目写真)敷地に侵入しようとしたときにこの細長い部分にクルマが埋っているのを見ると、わあいっぱいか!と焦って思わずバックしてしまいたくなるが(してしまいましたが)、そのまま進んで店の前を右に折れるとそれなりに台数が止めれる広場になります。帰りはそのまま前進で退出できます。
ちなみにこの「みかみストアー」もなかなかに時が止まっています。

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