わりと最近できたらしい（※5年前）庄川沿いにある温泉施設、「砺波市健康福祉施設 ゆずの郷やまぶき」。川沿いにあるっぽいのでどんなもんじゃいなと行ってみた。
老人ホームからバスで団体さんがやってきてるのかと思うぐらい、人がいて、年齢層が高い。慣れてるつもりではいたのに、今更さらなる場違い感に襲われる。そんなに広くはないので小さくなって体や頭を洗う。
2代目温度計で計り始めてから4か所目になるが、新しい温度計は初代の温度計で培った感覚より0.4℃ぐらい高く表示してると感じていた。
浴槽に入ると温度計が付いていて、センサーの先端が湯の中に見える。これ幸いと、自分の手持ち温度計と並べて同じ水域の温度を計ってみた。
比べてみたらビンゴで、店の温度計が41.7-.8℃ 自分の温度計が42.2-42.23℃ ちょうど0.3℃-0.4℃ずれている。 どっちが正しいのかは分からない。 もやもやするのでとりあえず初代の温度計と同じのをもう一回買うことにしたｗ
まあだいたい42℃のお湯。おじいちゃんに囲まれながら堪能する。いい天気の日差しが窓から浴槽内に降り注ぐ。目をつぶって地蔵化。 何℃だっていいやんという気になってくる。
外に出る。ここもそんなに広くはない。浴槽がMAX3人ぐらい。座るとこが3，4人分。温度も中とほとんど同じ。同じ温泉を出してるんでしょうな。注ぎ口が「金屋石」と書かれた石で組まれている。近所で採れる石らしい。そういえば以前近所の庄川峡温泉に泊まったとき、なんか掲示を読んだような記憶が薄っすら蘇ってきた。
塀際のベンチに立って柵の外を覗いてみたら、広い河川敷にパットゴルフしてる人達が見える。庄川の川面は僅かにしか見えない。というより、この、「ちょっと」を見せる為にわざわざここに台を置いたのでは？という気がしないでもない。まあ、見えないよりは見えたほうがよいですけども。 ・・・そんなんで喜んでるのオレだけかもしれませんねーhahaha
ベンチに座って瞑想していたら、ふと川風が吹いてきた。ここ数カ月の真夏には感じられなかった涼。 そっか、ここは屋外だったな。 露天風呂で風ってやつを感じたことはこれまであったろうか。 衝撃的に気持ち良かった。
露天風呂てやつは露天とはいっても壁や塀や天井に囲われていて視線はがんじがらめに遮られているが、風の通り道は確保すべきだなあと思った。 ここは川沿いなので風が通りやすいというのもあるのかもしれない。 露天風呂が気持ちいい季節になりますな。
中の湯も外の湯も同じだけど水シャワーを含め行ったり来たりした。三角風呂。 そのうち若い人（…とはいっても４０代ぐらいか）の二人連れがやってきた。
脱衣場に戻ると、洗面所のとこに一口サイズの紙コップがいっぱい置いてある。飲め！ってことでしょうな。プラのコップ置いてるとこもあるけど、こういうのは嬉しい気配りです。庄川水系の水を美味しくいただきました。 コカ・コーラの元になってるのと同じ水なのかもしれない。水道水かもしれないｗワカラナイ
食堂でオススメの長崎ちゃんぽんを注文する。
待つ間に、別のお客さんの頼んだ天ぷらそばが運ばれていく。
出汁の上品な香りが瞬く間に場を支配する。
なんなんだこの美味しそうな匂いは。
かつてこんなに心動かされた香りはあっただろうか。
そばをすすっているオジチャンが羨ましくて羨ましくて仕方がなかった。
次来たときは絶対天ぷらそば頼む！と誓った。
しかしながら、いや、当然ながら、
長崎ちゃんぽんも美味しかった。740円。
食堂の窓から庄川河川敷を望む
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