酒に合うおかずはご飯にだって合うに決まってる!終盤にならないとご飯出てこなくて困っている…問題

温泉旅館に泊まりに行くと、ほぼ毎回直面する問題がある。 酒呑めなくてご飯が大好きな人(孤独のグルメのゴローちゃんみたいな人 &me)にとっては切実な問題。
自分の過去の日記からいくつか抜粋します。

(前略)
旅館の夕食でも、料亭での和食のコースみたいなのでもいいが、1皿食べたら次の皿…みたいにちょっとずつ料理が運ばれてくる形式は、呑兵衛にとっては無限にお酒がすすんで非常によろしい仕組みなのかもしれないが、酒呑めなくてご飯大好きなおれみたいな人間にとっては、ご飯の友が次から次にやってくるのにそれを受け止める肝心のご飯は最終盤にならないと現れてくれない…

やっとゴハン様が来てくれたと思ったらお供は漬物のみ…

というワケワカラン展開になるので非常に腹立たしい。おれたちにとっては、ご飯は〆じゃない!

お造り!鮟肝!のどぐろ!能登牛!ずわいがに!

その極上のおかず達を米と一緒に食わせろ! 酒に合うならご飯にだって合うに決まってるじゃないか。

だから、最初に「お酒はいかがなさいますか?」じゃなくて

「お酒になさいますか?それとも、ご飯になさいますか?」と聞いてくれてもいいんですよ・・・?

その辺のことを、提供する側の人たちはどう考えているのだろうか。酒にカネ落とさないヤツらのことなんて考える必要ないとか思ってるのだろうか。 酒呑めなくてご飯大好きな人は厨房には一人もいないのだろうか。

こういうことを何年も前からずーっと思っているが、某かの対策、解決策を取っている宿は(バイキング方式のとこはそもそも別として)見たことない。というより、問題だという認識もないのだろうか。

なので最近は、図々しいとは思いつつも、

「すいません…お忙しいとこ申し訳ないんですけど…出来たらでいいんですけど・・・もうご飯持ってきてもらってもいいですか??」
ととりあえずお願いしてみることにしている。

そしてたいていは、<それはそれは気が付きませんで申し訳ございません>みたいな顔してお櫃ごとご飯持ってきてくれる。言ってみるもんだ。

たとえば<ずわい蟹 昆布舟蒸し>

舟の底に溜まった、蟹と昆布の出汁が出まくった濃厚な汁。ご飯にぶっかけなくてどーする?(後略)

自ブログ今日もちんたら60km 2021/2/2「退職記念旅行」より
和倉温泉多田屋 ズワイ蟹の昆布船蒸し
<ずわい蟹 昆布舟蒸し>

また別の日

(前略)
そして待ちに待った晩メシ。
アワビの踊り食いつーのが初めてだったなあ。ノドグロの塩焼きも美味かった。 ヨメが食い切れなかったおかず達もやっつけつつ、結局おひつカラにした。

なんか芋焼酎は違うかなーと思ったので、調子に乗って飲めない日本酒なんて頼んでしまったが(しかも熱燗で)、そもそもおれは肴で酒飲む派ではなく、オカズでご飯食う派である。酒なんて無くても生きていける種族である。 最初に「お飲み物はどうしますか?」ではなく、「お酒でいきますか?ご飯でいきますか?」と聞いてくれるシステムの店があってもイイのではないか? こんだけオカズあれば相当バクバクご飯いける。 結果的に満腹になるのが早くなるかもしれないが、満足度もそっちの方が高いはず。(後略)

自ブログ 今日もちんたら60km 2016/3/15「いまさら能登観光」より

同じことばっかり書いてるw

(前略)
前菜と刺身に続いて、主役級のおかずが次から次から出てくる。 カニのあんかけ。ブリしゃぶ。牛肉の陶板焼き。カレイの唐揚げ。 のどぐろの塩焼きが出てきたとき、つい言ってしまった。「すいませんフライングでご飯もらっていいですか?」「はいすぐお持ちしますね!」

のどぐろ定食完成~!

酒呑みの連中にとっては、次から次にアテが出てきて無限に酒が飲めていいかもしれんが、ご飯で生きてる人間としては、こんだけゴチソウを並べられてるのにそれを受け止める白飯がないのは拷問に等しい。 むしろ最初っからご飯出せ!オヒツごと持ってこい!と言いたい。  何度言ったら分かるんだ(笑)

自ブログ今日もちんたら60km 2018/12/3「のどぐろの脂たるや」より
のどぐろ定食
のどぐろ定食…引用段落の中に画像貼れないので

まだまだあります

「酒いらねー。おれはこのツマミ達でご飯が食いたいんだ。ご飯くれご飯!」とだだこねて先にご飯を出してもらったが、

自ブログ 今日もちんたら60km 2018/9/25「さんきゅー三連休」より

ようは、世の中、酒呑みに合わせて回ってるってことなんすよ!
とりあえずこの問題を世の中に訴えかけていきたいと思っている。そのためにはこの問題に適切で簡潔な名称を付ける必要があるとも思っている。が浮かばないw ちょうどいい名前をつけさえすれば、勝手に転がって行っていろんな人の目に触れて、何某かの解決策が見出されるのではないかと期待する。

とり

ところが最近、この問題をすっきり解決している宿に巡り合った。砺波市 鳥越の宿 三楽園。

ファミレスのドリンクバー方式とでもいうのか、食事処の片隅のテーブルにおひつと鍋が置かれていて、ご飯とみそ汁がいつでも!好きなタイミングで!!何回でもよそい放題!!!
かつてこんな夢のようなシステムがあったでしょうか。(まあ、あると思いますけど)

おかわり4回しました。

三楽園 半露天風呂
鉄泉と塩泉、2種類の源泉が楽しめる

温泉 | 富山県 庄川温泉郷 旅館|鳥越の宿 三楽園 【公式サイト】
富山県 庄川温泉郷の旅館 三楽園の公式ホームページです。自然豊かな庄川の景色や2つの異なる成分の温泉。地元砺波市の新鮮な食材を活かした料理や女性にうれしいエステティックサロンとファンゴ、そして心のこもったおもてなしで至福のひとときをお過ごし...
現在日帰り入浴は行ってないようです。

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