収録裏話 ミタコレ2

選択会議

候補に挙げたのは
「440円で温泉が味わえる銭湯」枠 水橋ごくらくの湯、かの苑、
「スーパー銭湯なみの設備なのに440円」枠 光明石温泉くれは、ファミリー温泉ひらき、ひかりランド南星、柳湯…
「レトロ銭湯」枠 塩湯、古宮鉱泉、守山赤湯…
「富山で一番熱いお湯」枠 竹の湯。 これは打合せにはなかったけれど担当者さんが気を利かせて?か取り上げてくださいました。

最終的にいずれも第一候補のお店を紹介できることになりました。

番組公式ブログの記事 2月18日OA分 もご覧ください。

番組で紹介されたお店

水橋温泉ごくらくの湯

水橋漁港のほど近くにある水橋温泉ごくらくの湯。
若い支配人がお出迎え。39歳佐藤さん。思った以上に若い人だったので最初撮影スタッフの方かと思いました。なかなか熱い人です。職業「ホラ吹き」w

水橋ごくらくの湯支配人佐藤さん

既に撮影は始まっていて、浴室、浴槽、お湯、設備など、いろいろ撮っておられます。
撮影隊が浴室にいるときは脱衣場にいて、カメラが脱衣場に来たら浴室に行って写真を撮ったり、すきを見て露天風呂を撮ったりしました。ふだんこんな写真撮る機会ないのではしゃぎました。何度かカメラの人に「そこ映りますので…」「ちょっと下がってもらえますか…」と注意されました。一般人なのでお手柔らかですけど関係者なら罵詈雑言が飛んできてたのでしょうね…すいません。

水橋ごくらくの湯壁絵 浴室撮影風景 水橋ごくらくの湯露天風呂 撮影風景

440円で天然温泉に入れるなんてすごいお得感ありますよねーと聞くと、温泉が自噴しているのでポンプで汲み上げるなどの手間やコストがかからないことと、源泉が熱い(50℃ぐらいだったかな)ので加温する必要もないとのこと。もうちょっと掘ったら70℃の湯が沸くことになるけどどうします?となったけどあまり熱すぎても結局は冷やさないといけないので、そこで止めたとのこと。

温泉旅館や温泉施設などでは入湯税というのがかかるが、銭湯組合に加盟していると免除となるらしい。他にもお風呂のお湯を下水に流すときは産業廃棄物扱いとしての料金を支払っているそうだが、それも銭湯組合員ということで料金の優遇があるそうだ。

営業時間になり多くの常連客がなだれ込んできた。
畳敷きの大広間があって、そこで支配人と局の人のインタビュー撮影が始まった。しゃべるの上手やなー慣れてる感じするなーなどと呑気に見てたらおれがしゃべる流れになった! 銭湯4軒分の前振りみたいなのとか、コメントとかをしゃべる。カンペ渡されたけど見ながらしゃべれるワケではないのでアドリブ。すぐ頭真っ白になる。無理無理!

地下1500mから自噴する天然温泉。湯の花舞いまくり。
富山ではあまり見かけない深さの槽は足腰の都合の悪い人にはちょうどいい。それに、深いってことはそれだけ水圧が強くなるので揉まれる力も強くなるってこと。足や脚の血流改善に役立つ。
露天風呂ももちろん天然温泉で、庭園を眺めながらぼーっとするのは最高のひととき。近所で、440円で、味わえる。

ちなみに、440円で温泉に入れる銭湯は他に…
かの苑 大岩不動の湯 なまず温泉 萩の湯 日方江温泉 白岩の湯
などあります。(鉱泉は省きました)

滑川 塩湯

約100年前に建てられた旅館のお風呂部分だけが現存している。その頃は周囲は宿場町で、富山県で一番人口密度が高かった地区。映画館や旅館、遊郭などが集まっていたそう。全盛期は7,8軒銭湯あったらしいが今は滑川市にはここ1軒。

集合時間に行くと、女将さんは開店前の準備で忙しい様子。撮影班があちこちカメラを向けてるなか、私もここぞとばかりにシャッターを切った。

塩湯外観 撮影 塩湯浴槽 アサヒビールポスター レトロすぎるマッサージ器

月曜木曜が定休日でその日はご夫婦で薪の調達に出かけるのだそうだ。店の前に止まっているトラックには薪が山盛りに積まれていた。女将さんはちょっと話せば分かるが、すごい真面目な人。おれのつまんねー質問にも真剣に答えてくださる。 そして、かわら版作ったり子どもに銭湯教育したり、熱い人!

あれやこれやお話してるうちに、女子アナウンサー中川環さん登場!
しかし家にテレビがないのでこの人のことを知らない。 「わー本物の中川さんやー!」とか言ってあげられなくて申し訳ない気持ちでいっぱい。綺麗な上に頭の回転も速く、受け答えなどは流石と思わせられた。

入ってきて最初に「わー これが番台? 初めて見ましたー」と感激してたが、私はその言葉に目を丸くした。そうか。こればっかりは銭湯、それも一部のお店にしか残ってないもんな。
あとから思ったけど、番台にも座らせてもらえばよかった。

こじんまりしたお店なので、女将さんと中川アナが脱衣場のソファに座ってお話をするシーンでは私の居場所がなく外で待機してた。もやもやした。話聞きてー 結構時間かかってるから、もしかしたら、もう終わっていて雑談とかしてるのではないか? と、でもまだ撮影中だったら勝手に扉開けたらまずいよなやっぱり・・・で揺れ動く。時折笑い声が聞こえてくるので、今ならチャンスかも?と思ってみたり。

しばらく経って、もう入っていいよーと声を掛けられたので入ってみると、ちょうど中川アナがレトロマッサージ器に座って揺られているところだった。

レトロすぎるマッサージ器

写真再掲

ちゃんと動きます。20円
放送で中川アナが、座った瞬間に痛たたたた!ってなってましたけど、あれ私もなりました。全力で背もたれによしかかる(富山弁?)…体重を預けて座るとそうなります。背中を浮かせぎみにして当たり具合を加減すると、これホントに気持ちいい!
(男湯にしかないそうです)

流れで、バックヤードも見せてもらえることになった。釜場。

銭湯のウラを覗かせてもらうのは初めてのことなので他との比較がしようがないが、お店がこじんまりなのでこの設備もこじんまりの部類なのだろうと思う。(もしかしたら企業秘密とかで写真載せたらマズいのでしょうか) 人んちの冷蔵庫の中を覗いてるような背徳感もありつつ、あちこちに干されている洗濯物はたぶん釜場あるあるなのだろうけども、何かの拍子に落ちて燃えたりしないのだろうかと若干心配になった。

昔はすぐそこの海から海水を汲んで来て沸かしていたので塩湯と呼んだらしいが、今は早月川の伏流水を薪や大鋸屑で沸かしている。この日は44.6℃ しょっぱくはない。熱いけど心地よい。
ここのお風呂に初めて来たとき、「水がすきとおっている」とはこういうことかーと分かった気がした。

熱かったら水を足せばいいし、ぬるかったら女将さんに一声かければ追い焚きしてくれると思います。ただやはり熱い湯を求めてくるお客さんは多いとのこと。熱すぎても苦情こないが、ぬるいと文句言われるらしい。

光明石温泉くれはの湯

440円なのにスーパー銭湯並みにいろいろある!枠。
この枠は割と激戦区で、他にひかりランド系やファミリー銭湯系も候補に挙がっていた。テレビ的な事情も込みでくれはの湯を採り上げました。

お店の中に入っていくとすでに浴室で撮影中。脱衣場をウロウロしていた店長と思しき人に挨拶をしていくつか質問をした。実は「光明石温泉○○の湯」を4軒経営する会社の社長だった。淡々とキャッチボールしてたが、「よく聞かれると思いますけど、スーパー銭湯みたいな規模なのに440円で大丈夫なんすか?」の質問を皮切りに、独演会が始まった。

ひとそれぞれ考え方はあるでしょうけど・・・
という前置きのあと、独自の理論を語ってくださった。ざっくりいうと、お風呂部門以外を切り捨てた。ということ。
食堂もマッサージも散髪屋もやらない。あれは全部赤字の元。レジ横の物販もしない。自販機任せ。キャッシュレス決済は、手数料云々もあるけど、トラブルがあった時に時間も人手も取られるのでやらない。
ただし!お風呂の設備には手を抜かない。
お風呂だけ入りに来てる人が大多数なのでそこに注力する。 うんぬん。

お風呂屋さんはお湯を沸かすのに燃料を多く使うので燃料費高騰の話はよく俎上にのぼるが、水やお湯を循環させるポンプにも電気代がかなりかかっている。1日中、水を送り続けている。店が大きくなればなるほど(配管距離が延びるほど)力の強いポンプが必要になるので電気代も増える。 これはマスコミでもネットでもあまり話に上がってこない。 大手電力会社の絡みなんでしょうかねえ。

燃料代、原油高の話から、うちは油じゃなくて電気でお湯を沸かしているからと、屋上の電気温水器(エコキュート)を見せてもらうことになり、バックヤードへ。
釜場というより、ボイラー室といった風情。

くれはの湯うら

光明石という薬石を通したお湯。
このチェーン店以外にも多くのお風呂屋さんで使われている、安定のお風呂。ミネラル豊富。温まって冷めにくい。何度も立ち眩み寸前までいってます。テレビでは「こうみょうせき」と読んでましたが、こうめいせき温泉。 お湯がきれいだし、周辺の空気が凛としてるというか雰囲気違う気がする。

光明石温泉

竹の湯

富山で一番熱い銭湯編。
気合入りすぎて撮影隊より先に着いてしまった。お店の前でうろうろしてるとお店の方が出てこられて、
「テレビの取材のかた・・・?」
「いえ・・・とらきちと申しまして・・・銭湯マニアということになってますw」
「あはは!w推薦してくださったかた!」
「今日はよろしくお願いします」
「なんでうちが取り上げられたんかねーって話しとったんよ」

めっちゃ陽気で気さくでキレイなお母さん(2代目)の話が止まらない。

「浴槽3つあるのに3つとも熱いなんてサイコーじゃないっすかw」
「あーそれはね・・・どうしても熱くないとダメだって人がいるのよ」

竹の湯 釜と薪

熱くしないと駄目だという人

初代のお父さんとお母さんのことのようです。昔、保健所の指導で?42℃以上に設定しないといけない頃があったらしくて、その名残だとか。熱くすることで殺菌滅菌するみたいなイメージでしょうか。2代目3代目総がかりで説得しても全く折れないそうです。私としてはその頑固さが嬉しい限りですが。

女湯に初めて入りました。そのタイミングでカメラ回り始めたのでしばらく潜んでました。

 


備品とかいろいろ可愛い。このマッサージ器もちゃんと動きます。

この日は男性アナウンサー毛田千代丸氏がロケ担当。富山一熱いお湯に実際に入ってレポします。
ただ事前から、本人が「熱いの苦手」と言い張ってるのでとらきちさんに代わりに入ってもらうかも、と聞かされていました。

毛田アナ登場して、大女将、女将、今回の取材班の責任者Sさんも交えて雑談が始まった。
Sさん実は竹の湯(チューリップテレビのすぐ近く)の常連さんで大女将さんとも顔馴染み。毛田アナも富山市内出身で近所住まい。お子さん同士が同級生だったり、超ローカルな話&昔話に花が咲いてました。大女将の記憶の良さに話が移り、「2,3回来た人はだいたい忘れない」とおっしゃってました。ちなみに私は今日で3回目なんですけどね・・・

今の常連さんたちの世代が去った後のことを危惧しているようで、いかに若い人にアピールしていくかという点に腐心しているようでした。熱いの苦手な若い人が多いのに、お湯は熱いし、水入れたら怒られる/怒られそうだし、いまのままだと若い人来なくなるよ!と。
で、3代目娘さんの提案で下の注意書きが張られたそう。水を足しやすくなります。 心構えもできます。何かの間違いでたまたま熱くなってしまったのではなくて、店主の意志として45℃に設定してあるのだなと。

竹の湯やや熱め浴槽 竹の湯熱め浴槽

小学校などで銭湯の紹介・案内みたいな行事をたまにするが、なかなか実際に来店にはつながらない。日曜日は子どもは入浴料無料というサービスもやってるので、親子連れで来てもらいたいと。 子どもだけでも来れる、私たちが番台で見守ってるから大丈夫なんだけどね~
という話もされてました。確かに子どもだけで来てるのスーパー銭湯でさえ見ない。 年齢制限あるのか?大人同伴じゃないとだダメ? たぶん答えは:店に依る。

テレビで毛田アナが温度計を湯に突き刺すと48.9℃と表示されたり、私が事前に計った時は50℃行ったり来たりしてましたけどw、手ぇ突っ込んでも全然熱い感じがしなかった。 その齟齬にいまいち納得はいかなかったけど、かき混ぜてるうちに温度計の数字と肌感覚が一致してきた。 あとで番台のお母さんに聞いたら、沸かしたてだから上の方だけ熱かったんじゃない?と。ああ確かにそういう現象ありましたな。

いろんな人が水足したらぬるくなる一方だけど、時折追い焚きしてるんすか?機械で管理してる?って聞いたら、下写真の、手すりでちょっと見え辛くなってますけども赤茶色の配管の中を熱湯が通っているので高温がキープ出来ているのだそう。確かにその隅っこ熱かった。毛田アナはそっち側にいました。

竹の湯熱い浴槽の配管

取材が終わって、風呂に入らせて頂いて、上がってきたら常連さんがやってきて、いつもこんな熱いお湯入ってるんですか?熱くないですか?と聞くと、

ああ、あれ? おれ入ったことない

と(笑)

毛田さんの名誉のために申し上げておきますが、最終的にはちゃんと肩まで浸かれましたよ。

最後に

番組を見て銭湯行ってみようかなと思ってくれた方がいれば嬉しいです。

報酬はチューリップテレビのボールペン1本w
4軒ともで、お風呂入っていって~って言って下さったのでのんびりタダ風呂させてもらいました。

あとは、最初は難色を示していましたが番組公式HPからココとやせんにリンク貼ってくれたことかな。おかげ様で多くの方の目に触れることになりました。ありがとうございます。

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