スーパー銭湯と呼ばれる入浴施設が生まれてからだいぶ経つと思いますけど、「スーパー」と冠するからには「銭湯」とは違う何か付加価値だったりがあるわけですよね?
たくさんの種類の風呂(湯舟)があるからスーパー銭湯?
サウナが付いてるのがスーパー銭湯?と思ってるときもありました。
シャンプーリンス石鹸が置いてあるのがスーパー銭湯? 一概には言えない・・・
銭湯は440円のところが多いが、スーパー銭湯ぽくても440円で営業してるところはある。うーん。
と思っていろいろ調べてみました。
銭湯の定義
お風呂には種類があって、公衆浴場条例により
「普通公衆浴場」と「その他の公衆浴場」
に分けられています。(自治体により第一種・第二種とか普通・特殊と区分しているところも)
普通公衆浴場
普通公衆浴場は、公衆浴場組合に加盟している温浴施設のことをいい、銭湯と呼ばれています。 物価統制令ブッカトウセイレイ・・・!という仰々しい名前の法律により料金の上限が定められています。(富山県の場合440円。2022年3月現在) 「地域住民の日常生活において保険衛生上必要な入浴施設」 として、勝手に値上げとか出来ない代わりにいろいろ優遇され保護もされています。 現在は、新規には登録・加盟できないようです。つまり銭湯は減る一方で増えることはないということ…減るスピードを遅らせることのみ…
その他の公衆浴場
その他の公衆浴場は文字通り、銭湯以外のその他すべての入浴施設を指します。スーパー銭湯や健康ランドなどはここに含みます。値段設定自由。温泉かけ流してようが水道沸かしてようが関係ありません。 まあ、銭湯と名乗れないからなんか別の名前考えなくちゃね、じゃ「スーパー銭湯」でいいんじゃね?ぐらいの簡単なものだったのかもしれませんしw
銭湯とは
つまり組合に加盟してるかどうかで「銭湯」と呼べるか否かが決まるということ。めでたしめでたし。
とはいえ、スーパー銭湯ぽい規模の銭湯があったり、スーパー銭湯でも入場料が440円のとこがあって銭湯枠なのかな?と思ったり、ややこしさの元になっているのかなと思います。
タグ中の[銭湯]と[スーパー銭湯]の区別も上記に準じています。
富山県の銭湯一覧
富山県公衆浴場組合/銭湯一覧
http://toyama1010.com/sentou-list.html
によれば富山県内の銭湯は56軒。とのことだがこの資料自体がいつのものか不明。 この一覧表の中にも既に、2022年3月現在で営業していないお店がいくつか見受けられます。
2022年8月現在、47軒が営業中。
銭湯と熱いお湯とその他の浴場
不思議なのは、銭湯にしか「熱いお湯」がないこと。スーパー銭湯では熱い湯に出会ったことがない。浴槽がいっぱいあるのだから1つぐらい熱くしてくれたってよさそうな気がするんだけど。
※管理人のイメージでは44℃以上が「熱いお湯」です。
熱い湯を求めて県内あちこちの銭湯やその他の浴場を巡っている管理人toraaですが、地図を眺めていると銭湯・スーパー銭湯以外にも、自治体がやってるぽい(第三セクタ的な?)公共浴場や、日帰り入浴も出来る温泉旅館などが膨大にあることに気付いてしまいました・・・ 全風呂制覇への道のりはまだまだ遠いです。
熱い湯も好きですが、眺めの良い風呂(でぼーっとするの)も好きなので五箇山・平あたりの山の中にも公共っぽいお風呂が点在しているのがなかなか興味をそそっています。
スーパー銭湯と健康ランドの境
もっと判別が難しそうなのが、スーパー銭湯と健康ランドの違い・・・
24時間営業していて仮眠出来る設備があるのが健康ランド、というのが管理人の認識です。
あとはざっくり分けると以下ののような傾向があるように感じます。
スーパー銭湯 | 健康ランド | |
---|---|---|
入館料 | 1000円弱 | 1000円強 |
理容店 | あり | なし |
館内着 | なし | あり |
食事処 | こじんまり | 大広間 演歌歌手や劇団の公演 |
24時間やってて宿泊可能ってーのなら、じゃあ温泉旅館と健康ランドの違いは??って話にもなってきますが・・・また・・別の機会に・・・
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